雑菌が繁殖する!!
メイクのときに毎日使うメイクブラシやパフ。実は、ファンデーションや皮脂、汗、ホコリなどがたくさん付着しています。そして、洗っていない日数分付着しているのです。ブラシに付着している化粧品と、皮脂や汗などが混ざると、菌が繁殖しやすく、ブラシやパフの中には雑菌が沢山潜んでいます。
そのメイクブラシやパフでメイクをすることは、メイクとともに雑菌を肌に塗っているのと同じことになるのです。ニキビや肌荒れの原因にもなりますので、定期的に洗うことをおすすめします。
綺麗にメイクできなくなってしまう!!
チークやシャドウなど、使っているうちに色が綺麗に乗らなくなってきたなと感じたことはありませんか?ブラシを毎日そのまま使うことで、ファンデーションやチーク、シャドウなどがブラシで混ざってしまい、綺麗なカラーを出せなくなっている可能性があります。
パフは、汚れを落とさないことで柔らかい質感がなくなってしまいます。質感がゴワゴワすることで、均一に肌にパウダーを乗せづらくなってしまうのです。薄く均等に乗せていきたいパウダーが、ムラになってしまうとファンデーションも綺麗に仕上がらなくなってしまいます。
使っているコスメのカラーや仕上がりを綺麗に出すためにも、ブラシやパフのケアはとても大切なのです。
毎日のお手入れ方法
清潔にしたいとは言っても、毎日洗うのは時間もかかってしまうため難しいですが、なるべく汚れが溜まらないようにすることはできます。
まずひとつ目は、使い終わった後に必ずティッシュオフをするようにしましょう。そうすることで、パウダータイプのメイクや皮脂などの汚れは、ある程度落ちます。
ティッシュがない場合でも、使った後そのままにせず、手の甲などで少しはたいて、落とせる汚れだけでも落とすようにしましょう。
ブラシの洗い方
では、清潔に保つための定期的なブラシの洗浄方法をご紹介します。できれば2週間から4週間に1度の洗浄を心がけましょう。
メイクブラシクリーナー
メイクブラシクリーナーは、ブラシを洗浄するための専用のクリーナーです。ブラシを清潔に使いたいのであれば、一番おすすめのアイテムです。ブラシクリーナーを、コップのような深めの器に入れ、ブラシをその中でシャバシャバとすすぎながら洗いましょう。その後綺麗な水で優しく流せばOKです。
洗い終わったら、ティッシュやタオルで水分を押さえるように取り、タオルを敷いて日陰で乾かしましょう。乾かす前に毛並みは整えてくださいね!
中性洗剤
メイクブラシクリーナーがない場合は、中性洗剤で洗うことも可能です。中性洗剤であれば、多くのご家庭に置いてあるでしょう。中性洗剤の場合も、コップなどの深い器を用意して、中性洗剤を入れ、水で薄めてください。
その中にブラシを入れてシャバシャバと洗いましょう。その後、水で綺麗に洗い流しますが、ゴワゴワしたりする場合は、トリートメントを塗ってまた綺麗に流すと、サラサラになります。
パフの洗い方
パフは、ブラシよりも使う頻度が多く、汚れやすいかもしれません。デリケートなアイテムですが、清潔を保つためにも定期的に洗いましょう。
パフ専用クリーナー
やはりブラシ同様、専用のクリーナーが一番おすすめです。まずは、湯桶などにぬるま湯を入れてパフを浸します。そしてしっかり水分を含んだら、パフに洗剤をなじませます。全体に優しくなじませ、揉み込むようにして洗います。押し洗いするように洗ってください。
そして、湯桶の中に入れてすすぎましょう。こちらも優しく押すようにして洗い、パフから濁っている水が出てこなくなるまで洗ってください。終わったら、形を崩さないように優しく押して、脱水しましょう。
軽く脱水をしたら、ティッシュやタオルで水気を押さえましょう。水気を軽く取り除けたら、ティッシュやタオルを敷いた上で自然乾燥させましょう!持ち手がある場合は、洗濯バサミなどで吊るしても良いです。
石鹸やクレンジングでもOK!!
専用クリーナーがもしなければ、石鹸やクレンジングで代用することもできます。その場合は、専用クリーナーと同じ要領で優しく落としましょう。あまり石鹸やクレンジングをつけすぎるとパフに残ってしまうので、少しずつ使ってください。
しかし、柔らかさや質感が変わってしまう場合もありますので、おすすめは専用のパフクリーナーです。
面倒に思われがちですが、意外とメイク道具のメンテナンスは簡単です。今まで洗っていなかった方が洗うと、きっとここまで汚れていたのかとびっくりすると思います。
ぜひ定期的にブラシやパフを洗って、清潔なアイテムでメイクをしてくださいね!