意外と見られている？！“歯”のチェックポイント
歯の色
人の歯を意識して見たことはありますか？黄ばんでいると、老けて見えたり、ちょっと不潔に感じてしまいますよね。特に肌が白い方は、歯の黄ばみも目立ちやすいです。その歯の黄ばみは、さまざまな原因がありますが、中でも自分たちでケアしたり気をつけられることは、外からの原因です。
ステインというのはみなさんも歯磨き粉のCMなどで聞いたことがあるでしょう。ステインは、食べ物や飲み物に含まれているポリフェノールなどが、唾液の中のたんぱく質と結合した汚れのことを言います。色の濃いカレー、チョコレートなどの食べ物や、コーヒーや紅茶などの飲み物は、特にステインが付着しやすいです。
こういったステインは、時間の経過とともにエナメル質という歯の一番外側の層の中まで浸透してしまうのです。ですので、歯はケアをしていないとどんどん黄ばんでしまいます。
歯並び
歯並びも、歯の色と同様に印象をとても左右します。歯並びが綺麗でないと、自信を持って歯を出して笑うこともできないですよね。しかし、歯の色のケアと比べて、お金がかかってくる問題ではあります。
昔は、矯正というと歯の表にシルバーの矯正器具をつけているといった印象でしたが、今では目立たない物や内側につける矯正もあるそうです。本当に気になっていて直したいという方は、ぜひ歯科医院に相談に行ってみましょう。
匂いにも影響
歯の間に挟まった食べカスなどは、歯ブラシで落とせていない場合も多いです。そして口臭の原因にもなります。
まず、虫歯自体には独特な臭いがあります。歯垢はたくさんの菌を持っていて、歯の表面に付着し、硬くなって歯石となり、歯磨きでは落とせなくなってきます。そしてそこから虫歯ができたり、見た目も歯石として見えてしまうため汚くなってしまいます。
食べカスや虫歯菌は歯の奥や間に溜まってしまい、口臭もきつくなってくるのです。しっかりとしたデンタルケアと、定期的な検査で虫歯を治療して、口臭にならないように気をつけましょう。
家でできる歯のケア
お家で出来る口の中のケアはあります。しっかりとしたケアを続けることで、きっと口腔環境や見た目も変わってくるはずです。
フロス
フロスは、歯と歯の間の歯垢や食べカスを取るためのアイテムです。歯間ブラシとも言われています。
歯ブラシだけで除去できる歯垢の割合は6割までだそうです。残りはまだ歯に付着したまま残っているということですね。そしてフロスを使うと、除去率は2割アップするそうです。歯磨きと合わせることで、より口腔状況をよくすることができます。
歯垢はそのまま放置していると歯石になります。歯石が増えると歯周病や虫歯の原因になりますし、見た目が悪くなってしまいます。歯石が付着しているのは人からも見えてしまうのです。歯垢のうちにしっかりと除去しておくことが大事です。
歯磨き粉
歯磨き粉は、大半の人が使っていると思いますが、選び方も重要になってきます。歯磨き粉は、日々の飲食などによって付着した汚れやカスを、歯ブラシで落としやすくします。
そして、着色したステインを歯の表面から浮き上がらせるホワイトニング効果がある歯磨き粉もあります。口腔環境もよくなり、くすみもなくなるのでおすすめです。できれば色の濃い食べ物や飲み物を摂ったあとは、早めに歯磨きをしましょう！着色汚れを予防できます。
マウスウォッシュ
マウスウォッシュは、歯磨きと併用して使うのが望ましいでしょう。マウスウォッシュは、口腔内の菌を殺菌することが目的なのです。歯磨きで食べカスや歯垢を除去した後、さらにマウスウォッシュで洗浄することで、口臭や虫歯の原因となる菌をさらに除去することができます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、自宅でできる歯のホワイトニングです。歯科医院で自分に合ったマウスピースを作成してもらい、ホワイトニング剤を塗布して放置するだけです。
早い方で2週間ほどで実感する白さになるそうです。しっかり歯垢や食べカスを除去して清潔にした歯に行うことで、さらに効果が出やすくなります。ホームホワイトニングであれば、一度マウスピースを作ってしまえばその後はホワイトニング剤のみの購入で済むので、そこまで費用がかさむものでもありません。
自宅で気軽にできるので、おすすめの歯のケアです。
笑ったときに見える白い綺麗な歯は、女性をより美く魅力的に見せてくれます。普段のケアをしているのとしていないのでは、歯の状態が変わってきますので、家でできるケアを日頃から行い、綺麗な歯を保ちましょう！
