「透明感」は女性の永遠のテーマ。シミやくすみのない透き通るような肌、作り込まないナチュラルな美しさは、濃いメイクをして派手に着飾るよりもずっと魅力的です。
そうは言っても「透明感は生まれつきのものだから」と諦めている方、そんなことはありません。透明感はメイクで作れるんです!コスメ選びやメイクのコツをマスターして、今年こそクリアな愛され顔になりましょう!
透明感メイクはベース作りが重要
透き通るようなピュア肌、健康的な血色感、若々しいツヤを演出するためには、ベースメイクが重要です。下地は、ツヤ感があって肌がワントーン明るくなるようなものを選びましょう。それでもくすみや肌荒れが気になる場合は「コントロールカラー」の出番。気になる部分を徹底的にカバーしましょう!
コントロールカラーは肌悩みに合わせて選んで
くすみや色ムラ、肌荒れなど、特に気になる部分を目立たなくしてくれるコントロールカラー。黄色いくすみを目立ちにくくするブルーや、エレガントな印象の肌に見せるパープルがオススメですが、色白の方が使うと顔色が悪く見えてしまい逆効果になる場合も。
血色感が足りない方が肌色を明るく見せるにはピンク、赤ら顔やニキビ跡が気になる方はグリーン、クマやくすみが気になる方はオレンジと、目的別に自分に合うものを選びましょう。また、コントロールカラーは部分使いがマスト。厚塗りにならないように、カバーしたい部分にのみ使ってくださいね。
ファンデーションはリキッドタイプをチョイス
透明感溢れる肌にはツヤが大切。自然なツヤ感が出るリキッドタイプがオススメです。既に、下地とコントロールカラーで丁寧にベースを作っているので、ファンデーションはごく薄く付けるようにしてください。「ファンデ使ってないのかな?」と思われるような、素肌っぽい仕上がりが理想です。
ただ、せっかくファンデーションを塗っても、汚く崩れてしまっては、透明感とは程遠い状態に。「ツヤ感のあるリキッドだとテカリが気になる」という方は、セミマットに仕上がる崩れにくいタイプのものがオススメです。その後のフェイスパウダーで、さりげないツヤ感を出すようにしましょう。
コンシーラーでさらに気になる部分をカバー
目の下のクマや小鼻の赤みにはコンシーラーを使いましょう。厚塗りすると、後でヨレたりシワが目立つ原因になるので、少量をトントンとなじませるようにしてください。この一手間を加えるだけで、キメの細かいピュア肌にグッと近づくことができます!
ハイライトでツヤ感をプラス
さらにツヤ感を出すにはハイライトもオススメです。Tゾーンや眉下の目尻側、目の下などに入れることで、より明るく透明感のある印象になります。ただし、やり過ぎるとギラギラとした印象になってしまうので、立体感を出したい部分にのみ控えめに入れるようにしましょう。
フェイスパウダーで透明感のヴェールを
仕上げにフェイスパウダーを使うことで、メイクが崩れにくくなります。たくさんつけてしまうとせっかくのツヤ感が消えてしまうので、いきなり肌にのせるのではなく、ブラシやパフについた粉をティッシュなどにサッと払ってからのせるのがオススメです。
さらに透明感をアップさせるポイントメイクのコツ
せっかく丁寧にベースを作ったなら、ポイントメイクにもこだわってさらに透明感をアップさせちゃいましょう!
アイメイクはほどほどが肝心
印象を大きく左右するアイメイク。つい盛ってしまいがちですが、透明感を出すなら盛り過ぎはNG。優しい色味のアイシャドウとマスカラで仕上げましょう。
アイラインを引く場合も、まつ毛の隙間を埋めるように細く引きましょう。アイシャドウは、ツヤ感のあるものを選ぶとパッと明るい印象になります。爽やかなブルーや、フェミニンなラベンダーなどもオススメです。
チークは似合う色を控えめに
肌には「イエローベース」「ブルーベース」の2種類があります。その名の通り、イエローベースは黄み寄りの肌、ブルーベースは青み寄りのピンクっぽい肌で、それぞれ似合う色が違います。
イエローベースの方には、コーラルピンクや淡いオレンジがオススメです。一方ブルーベースの方は、パステルピンクやローズ系が肌になじみます。似合う色のチークをのせるだけで、驚くほど顔色が良くなり明るい印象になります!
リップはトレンドのシアーな質感のものを
リップはマットなものではなく、透け感のあるシアーなものを選びましょう。ほんのり色付く程度のものがオススメです。軽やかな雰囲気とさりげない血色感で、透明感がアップします。
鮮やかカラーのリップでも透明感を演出できる?!
透明感を出すには不向きと言われる鮮やかなカラーのリップ。でも「赤リップ」なら、ちゃんと透明感を演出できます。むしろ、肌色とのコントラストでより色白に見せることができるんです!
ただし、何でも良いわけではなくやはり色選びが重要です。イエローベースの方はオレンジ寄りの朱赤、ブルーベースの方はピュアなレッドやピンク寄りの赤を選びましょう。肌になじんでグッと透明感が増しますよ。
コスメ選びとメイクのコツをマスターして、憧れの透明感溢れる女性に!
がっつりメイクも時には良いけれど、やっぱり基本はナチュラルに美しくありたいですよね。だんだんと暑くなるこれからの季節は、爽やかで健康的な透明感メイクはさらにオススメです。
色白じゃなくても、色素が薄くなくても、メイクの方法を変えることで透明感は演出できます。ぜひ挑戦してみてくださいね!