20代のスキンケアを見直しませんか?
10代のうちは、とりわけスキンケアにこだわることもなく、とりあえず化粧水と乳液で保湿していた方も多いのではないのでしょうか?しかし、20代になると肌質の変化を感じ、スキンケアを見直す方が増えてきます。
“お肌の曲がり角”という表現はよく耳にしますが、それは実際に経験してみないと分からないもの。覚悟はしていても、急激に変わる肌質に戸惑いを隠せない大人女子の皆さまもいらっしゃるかと思います。
どうせスキンケアを見直すのなら、この機会にエイジングケアを行いませんか?20代から始めておくことで、10年後のお肌をより綺麗に保つことができるといわれています。20代の肌質の変化を甘く見ると、将来後悔することになるかも…。お肌の曲がり角は、見逃すことはできないのです!
1. シミ対策には「ビタミンC誘導体」
シミ対策に効果的なエイジングケア化粧品は、ビタミンC誘導体が配合されているものです。ビタミンC誘導体は、すでに出来てしまったシミにもアプローチしてくれる、ありがたい存在です。
ご存知のように、ビタミンCはニキビや美白など様々な美容ケアに効果的な成分です。しかし、肌への浸透力が弱く、浸透するまでに壊れやすいという弱点がありました。そんな、ビタミンCの安定性や浸透力を高めたものとして作られたのが「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンC誘導体は、シミだけでなく美白や大人ニキビにも効果的です。最近では、ビタミンC誘導体が配合されたプチプラ化粧水も出てきているので、肌に合うか心配な方はぜひ1度試してみるとよいでしょう。
2. シワ対策には「セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン」
シワ対策には、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンが高濃度で配合されたエイジングケア化粧品を選びましょう。これらの成分は、保湿力に期待ができます。それでは、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンについて1つずつ順番に説明していきましょう。
まずは、肌の潤いを保ったり、外部刺激から守ったり、バリア機能の役割をもった物質「セラミド」について。セラミドは、肌表面に近い角層に存在しているため、嬉しいことに外から補いやすい成分です。セラミドは加齢によって少しずつ失われていくため、20代のうちからエイジングケア化粧品で補ってあげましょう。
お次は、肌の水分の保持やクッションの役割を担う「ヒアルロン酸」です。ヒアルロン酸に期待できるのは、高い保水力による保湿効果です。刺激や副作用がほとんどないため、敏感肌の方も使いやすいでしょう。
「コラーゲン」も、セラミドやヒアルロン酸と同じく高い保湿効果が期待できます。肌のターンオーバーを正常化したり、バリア機能のはたらきを活性化してくれます。
エイジングケア化粧品を選ぶ際は、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンの3つの成分に注目してみましょう。
3. たるみ対策には「レチノール」
たるみ対策には、レチノール入りのエイジングケア化粧品を選びましょう。レチノールは、たるみや目の下のクマに効果的な成分です。
ビタミンAの1つであるレチノールは、線維芽細胞を活性化して肌にハリを与えてくれるといわれています。しかし、“レチノイド反応”と呼ばれる、肌の乾燥や赤みなどの副作用があらわれることも。1~2週間を過ぎてもレチノイド反応が治まらないようなら、使用を中止しましょう。
エイジングケアは未来への投資!
エイジングケア化粧品は少々お値段が張りますが、未来の自分への投資と考えてよいかもしれませんね。最近はプチプラの商品も出てきているので、まずはそれを試してから、本格的なスキンケア用品を揃えるとよいでしょう。
20代からスキンケアにエイジングケア用品を使うことは、肌を甘やかすことになるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、そのようなことはないようです。若いうちから様々な美容成分が配合されたエイジングケア化粧品に頼ることは、かえって逆効果になるというのは何の科学的根拠もない話なのです。
それなら、お肌の曲がり角を感じ、スキンケア用品を見直す機会にエイジングケア用品を手にとってみてはいかがでしょうか?それが、10年後、20年後もいきいきした表情で過ごすための第一歩になるのです!