コロナ禍で注目の地方移住!「晴れの国」として人気高まる岡山県の魅力的な施策とは
テレワークやオンライン上で完結するような仕事形態が増え、必ずしも通勤に便利な都内周辺に住む必要がなくなってきている昨今。
内閣府が2021年4月から5月にかけて行った調査では、東京23区在住20歳代の約半数が地方移住への関心を示しており、若い世代の意識変化が顕著となっているとか。
大きな企業も地方に移転するなんてニュースも耳にするようになってきました。
こうした高まる地方移住のニーズを受けて、積極的な独自の移住誘致活動を行っているのが岡山県です。
今回、岡山県の移住誘致活動に関する記者説明会にて岡山県知事と、岡山で実際に2拠点居住を経験した方々にお話を聞くことができたのでご紹介します!
住んでみると満足度が高い!岡山県独自のお試し移住プログラム
「岡山はアピール度に欠けるけれど、住んでいただけると『あぁ、いいところだったなぁ、帰りたくないなぁ』という人が多く、満足度が高いんですよ!」と語る、岡山県の伊原木隆太知事。
・気候が温暖で降水量1ミリ未満の日が日本一
・震度4以上の地震発生頻度は東京の30分の1
・在来線、高速道路、空港等のインフラも充実
などなど、快適&安心して暮らせるポイントを抑えており、都道府県幸福度ランキングの上昇幅が全国1位になるなどその魅力がじわじわと伝わりつつあります。
「いきなり東京の家を売って移住すると後悔する可能性があります。まずは岡山の好きな場所にお試しで1週間暮らしてみてもらう、これを実現したのが『7DAYS LIVING! OKAYAMA』です」(伊原木知事)
7DAYS LIVING! OKAYAMAは多拠点生活や移住者ニーズを探るモニターツアーで、海・山・島に分けた7日間の岡山生活体験プラン。7名の参加募集に対し、首都圏を中心に500名を超える応募があったそう!
なんとその約8割が女性だったそうです。
2拠点居住者&ワーママがリアルな岡山暮らしを語る!
この7DAYS LIVING! OKAYAMAプログラムに2歳の娘さんと共に参加した小川さんと、東京と岡山間で月の半分ずつを家族で行き来する2拠点居住者の杉本さん。
お2人が伊原木知事と共に、リアルな岡山での暮らしやポテンシャルについて、パネルディスカッションを行いました。
元々岡山出身で、お母様のお見舞いをきっかけに2拠点居住をはじめた杉本さん。
「移動は大変ではないですか?」との伊原木知事の問いには、
「数ヶ月で慣れました! 新幹線移動の間、仕事もできますし、有意義に使える時間です」と杉本さん。
2拠点居住はこれから地方移住を考えている人のファーストステップとしておすすめだとか!
また、岡山には訪れたことがなく、友人がモニター募集の話を紹介してくれたという小川さん。実際に岡山に来てみての感想を知事に問われると、次のように語ってくれました。
「自然豊かで心地よく、東京と時間の流れが違いました。地方のイメージはもっと閉鎖的かと思っていたのですが、娘共々、地元の方がフラットに接してくださり、よくしていただきました!」(小川さん)
「どんな人に岡山への移住が向いているか?」との問いには、こんな答えが。
「モニター参加の話を周りの色んな人にしたのですが、特に興味を持ってくれたのはワーママたちです。
岡山では一日保育を行っている保育園で預かってもらっていたのですが、東京と違う広い園庭で、みんな分け隔てなく接してくれて、子育て環境がものすごくいいなと感じました」(小川さん)
「子育て世代にもお試し移住をぜひおすすめしたい!」と語られていました。
海も山も島もとにかくキレイ!岡山でしか体験できないこと
「これは他にはない、岡山のいいところは?」との問いについては、杉本さん小川さん共に「海・山・島がとにかくキレイ!」と回答。
「色んなアウトドアな遊びができて、特に私は釣りが大好きなので最高ですね。海辺で仕事をしているのですが、毎日の通勤時間帯は朝日でちょうど海がキラキラしていて、すごくキレイな景色を見られるんです」(杉本さん)
「“日本のエーゲ海”と呼ばれるところもありますし、目の前に四国が見えるので他とはちょっと違う景色が楽しめます。このキレイな景色をぜひ見に来て欲しいですよね!」
と、知事も熱く語られていました。
地方移住を考えている人に優しく、広い心で受け止めてくれる岡山県の活動。
いきなり住み替えるのは勇気が必要…という大多数の人にとって、うれしい施策が積極的に行われています。
移住に関する様々な情報がホームページ等で発信されていますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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