なにかと多忙な現代女性は、常に癒やしを求めているもの。仕事から解放された夜は、家でゆっくりテレビやネットサーフィン、SNSで癒やされるのが日々の楽しみだという方も多いのではないでしょうか。
ベッドでもついスマホで夜ふかししてしまい、日によって就寝時間がバラバラ……というのは私だけではないはず。
でも実はそんな不規則な生活習慣が、肌に思わぬ悪影響を与えているらしいのです。心当たりのある方は要注意ですよ!
無意識に覚醒している“無自覚夜ふかし”
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資生堂ジャパンの調査によると、働く女性の約8割が、 知らず知らずのうちに睡眠中に覚醒する“無自覚夜ふかし”を1回の睡眠で2回以上起こしているそうです。
朝まで眠ったと思っていても、多くの人が2回以上も無意識に目が覚めているとは驚きですよね。
たっぷり寝たはずなのになぜか肌も体調もすぐれないというときは、この“無自覚夜ふかし”が関係しているのかも……。
不規則な生活が“無自覚夜ふかし”を誘発!
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また“無自覚夜ふかし”の発生は、生活が不規則であるほど多発しているそうです。
就寝時間帯が「かなり規則的」な人と「不規則」な人で、“無自覚夜ふかし”の発生回数を比較すると、3回以上発生している割合は、圧倒的に「不規則」な人が高いそう。「かなり規則的」な人と比べて、1.7倍もの差があったのだとか。
良質な睡眠をとるには、毎日規則正しく同じ時間帯に就寝するのがポイント。「夜ふかししても昼までたっぷり寝たら良い」というわけじゃないんですね。
1週間後、肌からうるおいが低下!
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私たち女性にとって“無自覚夜ふかし”の最も恐ろしいところは、それが肌のコンディションに直結してしまうということ。
最先端の皮膚科学研究を有する資生堂の研究によると、睡眠中の覚醒が体内リズムに影響を及ぼし、さらに1週間後に肌のうるおいを示す角層水分量の低下が起こることが分かっているそうです。
水分が奪われた肌では天然保湿因子(NMF)がうまく働かず、バリア機能や保湿機能が低下します。すると肌はダメージを受けやすくなり、うるおいを失って肌あれを引き起こす可能性が高まるのです。
知らず知らずのうちに、肌のうるおいが失われていくなんて大ショック……。
無自覚夜ふかしを防いで、みずみずしい美しさを!
“無自覚夜ふかし”の発生回数は、30代と40代で特に多いそうです。睡眠の質があまり良くないと感じている方は、無自覚夜ふかしが多発しているのかもしれませんね。
就寝前のSNSチェックが日課だという方も多いと思いますが、肌のためにも程々にしたほうが良さそうです。
まずは、ベッドに入ったらスマホを手放すことから始めてみましょう。美しさのためなら、苦にはならないはずですよ。
参考:PR TIMES