フランスと日本。異なる面もたくさんありますが、似ている部分も結構あるんです!
今回は、どちらにも共通する点をご紹介していきたいと思います。
四季の移ろいと「旬」のもの
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梅雨こそないものの、フランスにも日本と同じように四季があります。そんな季節の移ろいは、天候や景色の変化から感じ取ることができます。
例えば3月〜4月にかけては、当地でも桜が咲くんですよ!
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マルシェやスーパーには、旬の味覚が勢揃い。
春にはアスパラにイチゴ、夏にはジューシーなトマトにメロン、秋には種類豊富なキノコにぶどう、冬には西洋ネギのポワローにサボイキャベツなどの野菜や果物、チーズや魚介類などからも旬を感じることができます。
何を食べても美味!
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フランスも日本と同じく、食のレベルが非常に高い! フランスに住んだことのある人は口を揃えて「フランスは食べ物がおいしい」と話します。
その理由を考えてみたところ、野菜や果物は味が濃く、乳製品は牧場並みのクオリティー、バゲットは皮がパリッと香ばしく小麦の風味豊か……など、素材重視の我々日本人のテイストに合致しているからだと思うのです。
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現地のレストランでの食事も失敗することはほとんどなく、味のバランスがしっかりと計算された、素材の組み合わせやアレンジもさすが。
こちらも日本のレストランに通じるところがあるのではないでしょうか。
驚くべき「書類社会 & お役所仕事」
これほどネットが普及しているにも関わらず、フランスも日本同様に(もしかすると、それ以上!?)、とってもアナログの書類社会です。
手続きの際に、行政機関に言われた通りの書類を用意したにも関わらず「あと2点、追加の書類をお願いします」などの要求も珍しくありません。
また、フランスの行政機関の職員は知識がまちまちなので、職員Aと職員Bの意見が食い違い、手続きの際にはたらいまわしにされることも多く、非効率な仕事には辟易してしまいます。
ひとつの用事を済ませるのに膨大な書類を用意することも多く、資源も時間もムダにしている気がして残念。ネットを使えば5分で済むことなのに!
英語に苦手意識
「フランス人は本当は英語が分かるのに、分からないフリをする」という話も聞きますが、現地にはガチで英語が苦手な人が多いです。また、英語が少し話せる人でも、フランス語での会話を好みます。
これは高飛車な態度をとっているわけではなく、私たちと同じよう「聞き取ってもらえなかったらどうしよう」「間違ったら恥ずかしい」などの恐怖心が、苦手意識につながっている模様。
英語に苦手意識のあるもうひとつの理由は、実践に結びつかない詰め込み式の英語教育です。フランス人の友人たちが「学生時代はフレーズを丸暗記。受験には役立ったけれど、暗記なだけに忘れるのも早い」と言っていたのが印象的でした。
あまり好ましくない類似点もご紹介しましたが、どれもフランス人の興味を惹くトピックだと思います。特に「食」や「英語」の話は、盛り上がると思いますよ!
フランスに旅したときはもちろん、国内でフランスの人たちと関わる機会があれば、話のタネにいかがでしょう?