素足をさらす機会が増える夏。かかとや足裏のお手入れはしていますか?
私が暮らしているフランスでは、自宅でお手入れする人が多いからでしょうか、日本以上にフットケアグッズが充実している印象です。
かかとがガサガサだと、サンダルをカッコよく履きこなせないばかりか、ストッキングが伝線してしまう可能性も。
そこで、友人の意見を交えながら、フランス人女性たちが実践している素足ケアをお伝えしたいと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
素足ケアは入浴後に
素足ケアをするタイミングは、足の角質が柔らかくなる入浴後がベストです。フランスには浴槽のないアパートも多いので、そのような場合はフットバスを使用します。
角質ケア用のやすり(フットファイル)を使って優しく角質を削り、ボディまたは足用のゴマージュ(スクラブ)で足全体を円を描くようにマッサージ後、お湯で洗い流します。
足の角質のたまり具合にもよりますが、フットファイルは必要に応じて、ゴマージュは週1回のペースでお手入れをしてみましょう。
足のスキンケア、最大のポイントは「保湿」
角質ケアについては「フットファイルは使用せず、ゴマージュのみ」という友人もいますが、誰もが大切だと言っていたのが、お手入れ後の保湿!
足を乾燥から守るためには、毎日の保湿が大切とのこと。といっても難しいことは一切なく、フットクリーム(足用の保湿クリーム)を丁寧に塗るだけ、という簡単ケアです。「好きな香りのフットクリームを使っているので、毎日のお手入れが楽しみ。リラックスできる時間です」という声もありました。
ただ、湿気の多い日本の夏と比べると、フランスの夏はだいぶ乾燥していることもあり、夏でも毎日クリームを塗るのが大切なのかもしれません。確かに私自身もフランスに住み始めてから、冬はフットクリームが、夏はクリームより軽めのオイルが手放せなくなりました。
爪のお手入れ&ペディキュアで、足元美人!
足のお手入れのなかでも、フランス人女性たちがもっとも力を入れているように感じるのが「ペディキュア」。足の爪は定期的に短くスクエア型に切り揃え、ペディキュアを塗っていきます。
日本と比べると、ジェルネイルよりもマニキュア・ペディキュア派の多いフランス。サンダルの足元を彩るのは、赤やオレンジなど単色カラーが主流です。その理由は「スワロフスキーやパールで飾ったネイルは、私たちの感覚からするとシックではないから」とのこと。
洗練された美しさ(=シック)を目指すなら、単色かフレンチだそうです。
ネイルサロンでの定期的なフットケアだけでなく、自宅でもお手入れをしてあげることで、足元美人度がアップ! つるつるのかかとにシックなペディキュア、みなさんもマネしてみませんか?
参考:Le Figaro