梅雨は髪の膨張が気になるけれど、夏はそれ以上にパサつきが気になります。
ヨーロッパの6月は快適で過ごしやすいはずなのですが、今年は熱波の影響により、私の暮らしている南仏では38度を超える暑さです。パリでも最高気温37度を記録したとか。
強い紫外線を毎日浴びていることもあり、髪がマズイことになってきました……!
夏場のUVヘアケア、みなさんはどうしていますか?
真夏の紫外線、髪のUVダメージは肌の3倍!?
そもそも、なぜ、夏場は髪がいたみやすくなるのでしょう?
髪は肌の3倍もの紫外線を浴びると言われています。日本の真夏の紫外線はとても強く、赤道付近の熱帯地域に近いレベルの強さになることもあるのだとか。
紫外線を浴びた髪は、表面のキューティクルが剥がれやすくなります。さらに紫外線が髪の深部まで到達すると、内部のアミノ酸や潤いが流出しやすい状態に。
ダメージが蓄積すると、髪の乾燥・パサつき・枝毛・切れ毛などが起きやすい状態になってしまうのです。
紫外線の強い夏場は特に、髪のお手入れもお肌と同じようにしっかりUVケアをしてあげることが大切です。
これでサラサラ!夏場のUVヘアケア対策
髪の日焼けを防ぐには、毎日のお手入れとUV対策が欠かせません。夏場の髪のお手入れには、ダメージケア用のシャンプーとコンディショナーを取り入れてみましょう。
タオルドライ後は、洗い流さないタイプのヘアオイルでケアを。私は普段なら週1程度なのですが、夏場は紫外線を浴びた髪がうねりやすくなるので、週3回ぐらいの頻度でケアしています。
朝の出勤前には、UVカットスプレーなど髪用の日焼け止めをつけるのもお忘れなく。さらに日傘で紫外線をシャットアウトすれば、夏場のUVヘアケアはバッチリです。
美容エディターおすすすめのUVヘアケア
美容に詳しい人は、どんなUVヘアケア用品を使っているのでしょう? 美容エディターのKさんに、おすすめを聞いてみました。
■ダメージを補正するヘアオイル
NY発オーガニックヘアケアブランド「john masters organics」。
オーガニック植物のエキスたっぷりのヘアオイル「ナリッシュメント&デフリザー」は、ダメージ補正しながら髪をサラサラに導いてくれるそう。
■髪がまとまりやすくなるエマルジョン
美容サロン向けヘアケアブランド「MILBON」。
「美容師の友人がパサパサしている髪にはオイルよりミルクタイプがいいと言っていたので、ミルクタイプの『エルジューダ エマルジョン+』を使っています」(Kさん)。
MILBONは、UVカット効果のあるセラムやエマルジョンも取り揃えています。
髪は皮膚と違って、修復する力がないため、一度いたんだら元に戻ることはありません。ですから、しっかりお手入れしてあげることが大切なのです。
上記のセルフケアに加え、ヘアサロンでトリートメントをしてもらうとさらにいいですね!
参考:PR TIMES