昔から“主菜1品、副菜2品”がバランスのいい食事と言われていますよね。でも「献立を考えるのが面倒」「どんな組み合わせがいいのかわからない」と、忙しい女性にはハードルが高いのも事実。
そこで、元板前である私が、あなたの代わりに栄養バランスのいい献立を考えてみました。
紹介する3品は、ワンプレートに盛りつけるのがおすすめです。洗い物が少なく済むだけでなく、1枚のお皿に制限することにより、盛りつける量も減って、食べ過ぎ防止にもなりますよ。
また、おしゃれに盛ってインスタグラムにアップすれば、自炊のモチベアップにもつながるはず!
今日の献立はこちら。
・主菜 ぶりの照り焼きのとろろマスタードソースがけ
・副菜 にんじんとさつま芋のきんぴら
・副菜 小かぶと柚子の浅漬け
副菜 にんじんとさつま芋のきんぴら
Photo by Kohata
さつま芋とにんじんの甘みを活かしたきんぴらです。使う調味料も少なくて、和えるだけだから、パパッと作れますよ!
【材料】(2人前)
さつま芋・・・1/2本
にんじん・・・1/2本
A醤油・・・大さじ3
Aはちみつ・・・大さじ2
炒りごま・・・大さじ1
ごま油・・・大さじ1
【作り方】
1.さつま芋とにんじんは、長さ5cmの棒切りにします。
2.フライパンにごま油を入れ、1を中火で約5分ほど炒めます。均等に火を通すため、全体を混ぜすぎないように炒めましょう。
3.弱火にし、Aを入れて、よくからめながら炒めます。火を止めて最後に炒りごまを入れて全体を混ぜたら完成。
副菜 小かぶと柚子の浅漬け
Photo by Kohata
柚子の香りをアクセントにした小かぶの漬物。さっぱりとした味わいだから箸休めに最適ですよ! 保存袋を使うので洗い物も少なく済みますよ。
【材料】(2人前)
小かぶ・・・2個
A昆布・・・3g
A塩・・・小さじ1
B柚子・・・1/3個
B薄口醤油・・・小さじ1/2
【作り方】
1.小かぶは洗って、皮が気になるようであればむきます。茎の部分は粗みじん切りにし、実は5mmほどの厚さにスライス。柚子は皮の黄色い部分を包丁でむき、細切りにします。
皮と実の間の白い部分は苦みがあるのでできるだけ黄色い部分のみをむくようにします。
2.保存袋に1とAを入れ、全体をしっかりもんだら冷蔵庫に入れ20分ほど置きます。
3.しんなりしたらBを加えて全体を混ぜて完成。
主菜 ぶりの照り焼きのとろろマスタードソースがけ
Photo by Kohata
長芋と粒マスタードの濃厚なソースは、食べごたえ満点なのにヘルシー。脂ののったぶりの照り焼きとも相性抜群!
【材料】(1人前)
ぶりの切り身・・・1枚
薄力粉・・・適量
A醤油・・・大さじ2
A酒・・・大さじ1
Aみりん・・・大さじ1
Aはちみつ・・・大さじ1
長芋・・・30g
粒マスタード・・・小さじ1
ごま油・・・大さじ1
かいわれ大根・・・適宜
【作り方】
1.ぶりの臭みをとるため、塩(分量外)を全体にまぶし5分おきます。その後、水気をキッチンペーペーでしっかりふきとります。
2.ぶり全体に薄力粉をまぶします。Aの調味料を合わせておきます。
3.ソースを作ります。長芋をすりおろして、粒マスタードと合わせます。
4.フライパンにごま油をしき、ぶりを中火で焼きます。フタをして、3分ほどおき、焼き目がついたら裏返します。
5.裏側はフタを外し中火で3分おき、焼き目がついたら弱火にし、Aをいれからめます。煮立って照りがでたら、器に盛りましょう。
6.ぶりの上に3のソースをかけ、お好みでかいわれを添えたら完成。
いかがでしたか? 栄養バランスの良い料理を食べて、明日もがんばってくださいね!
(レシピ制作・トップ画像/Kohata)