小じわや乾燥、毛穴の開きにハリのなさ……。年齢を重ねるごとに増えていく肌のお悩みに、「もうどこからケアしていいのかわからない!」と、"戦闘放棄"している女性も多いのではないでしょうか。
そんな人に朗報です! さまざまな肌悩みに対して根本からアプローチする美容成分が、なんと世界で初めて発見されたそうなんです。美肌への希望を胸に、資生堂の発表会に行ってきました!
すべての肌悩みは、うるおい不足が原因だった!
まずは、肌悩みの根本原因について確認しておきましょう。
銀座ケイスキンクリニック院長・慶田先生によると、「毛穴やニキビといったさまざまな肌悩みは、肌本来の『保水バリア機能』の低下と関係している」のだそう。
保水バリア機能とは、肌に本来備わっている「うるおいを維持する機能」のこと。
「このバリア機能が低下するとホコリや花粉、さらには通常なら刺激にならないような、自分の汗にすら敏感に反応してしまうなど、刺激を受けやすくなってしまう」とは、慶田先生のお言葉。
ということは、肌の保水バリア機能を高めることが、肌悩みを元から改善することに繋がるのでは!?
赤ちゃんのぷるぷる肌に多く存在する「ベビーアミノ酸」
そこで救世主となるのが、資生堂が世界で初めて発見したというアミノ酸、「ベビーアミノ酸(科学名称:D−グルタミン酸)」です。
髪や爪、肌、臓器を始めとして、私たちの体の約15%は「タンパク質」でできているのですが、このタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。アミノ酸は20種類以上あり、今回発見されたものも、そのなかのひとつです。
そして「この成分は、赤ちゃんの肌に多く含まれることが、資生堂の研究によってわかりました」と話すのは、資生堂リサーチセンター・先進技術開発プロジェクト研究員の東條氏。
しかしその量は幼児期がピークで、20代には3分の1にまで減り、その後も年齢とともに減少し続けてしまうのだそう!
このことから同社は「ベビーアミノ酸」に美肌効果があると考え、研究を重ねた結果、肌の角質層にうるおいを蓄えて乾燥を防いでくれる、『保水バリア機能』を高める力があることを明らかにしたとのこと。
つまり、「ベビーアミノ酸」は通常の保湿成分のように肌のうるおいを補ってくれるだけでなく、うるおいを蓄えておける肌へと導いてくれるということなんです!
食べて、塗って!内側&外側からうるおいチャージ
では、女性なら今すぐにでも欲しい「ベビーアミノ酸」は、どうやってお肌に届けたらよいのでしょうか?
その答えはズバリ「食事」にあり! 東條氏によると、「ベビーアミノ酸」は伝統的な発酵食品に多く含まれているそうで、具体的には黒酢や納豆、ヨーグルト、チーズなどがおすすめなのだとか。
また「ベビーアミノ酸」を含むアイテムを塗布し、肌にダイレクトに届けるのも効果的な方法で、保水バリア機能を高めることで、ニキビや肌のざらつきを防ぎ、毛穴の目立たないなめらかな肌に導いてくれるのだそう。
気になった方は、2月21日に発売されるアクアレーベルのスキンケアアイテムをチェックしてみてください。世界で唯一、「ベビーアミノ酸」が配合された化粧水と乳液ということで、早くも話題になっているんです!
美容ジャーナリストの松本氏も、
「『ベビーアミノ酸』配合ということで、アクアレーベルさんの今回の商品は、美容ライターたちの間でも話題になっています。
うるおいを"与える"という行為には限界があるので、化粧水などで肌の内側からうるおいスイッチをONにしてくれるというのは、画期的ですね」
と語り、発売前にも関わらず、その注目度の高さがうかがえました。
気になる肌悩みを、ピンポイントでケアする時代はもう終わりかも!? これからは肌の土台を整えることで、肌トラブルが"起こりにくい"肌を育てましょう!
※参考:資生堂 アクアレーベル