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「着れない状態」を知ってクローゼットを一新!【アイテム別】基本の捨てどきタイミング







新年はセールやバーゲンが目白押し。価格につられ、たくさん洋服を買いこんでしまった人も多いことでしょう。このままじゃクローゼットに入りきらない……なんてピンチに陥っている人もいるかもしれません。



そこで捨てどきサインの出ている洋服を、この機会に処分してみるのはいかがでしょうか。



お気に入りの洋服も、現実的な劣化具合と向き合うことで潔く処分できるはず。クローゼットのお掃除をして、新しい服で春にのぞみましょう!



 

見ないフリしない!捨てどきタイミングの基本って?





洋服処分の見極めは「1年以上着ていない」ことなどがあげられますが、ここでは「もう着られない状態」になっている、見た目を重視した捨てどきタイミングをご紹介していきます。



具体的には生地のへたれ、こすれ、シミや汚れなどなど……。見た目に分かるほど劣化していたら処分しているという人も、意外と見落としているチェックポイントがあるかもしれません。



 

アイテム別!「どんな状態になったら」捨てるべき?





洋服の捨てどきサインについては専門家に聞くのがいちばん! ということで、ANGIEライターでおなじみのスタイリスト・森田文菜さんにお話を伺ってきました。



「どうなっていたら捨てるべきか」をアイテム別に聞いてみましたので、ご紹介していきましょう。



 

シャツ

・襟や袖が汚れている



・縫製部分の生地が薄くなっている

ニット

・毛玉を処理してもニット地が薄くなっている



・袖口がほつれている



・生地が伸びている

トップス、カットソー

・襟ぐりが伸びている



・生地が薄くなっている

ボトム

・バッグがぶつかる部分(ウエスト下ぐらい)に毛玉や擦れがある



・裾がボロボロになっている



・ダメージ部分が大きくなっている(ダメージデニム)



・ゴムが弱くなっている(ゴム仕様のパンツ)

コート

・バッグなどがぶつかる部分が擦れている



・クリーニングで洗っても取れない汚れがある



・洗っても取れない毛玉がある

ストッキング

・爪でついた小さな傷がある



・つま先部分のシーム(縫い目)に毛玉がある



・薄さが目立っている(ブラックなどの色物)



 



上記、いずれかに当てはまっている場合は捨てどきです。分かってはいても、実際は見て見ぬふりをしていたものもあるのではないでしょうか?



自分は見てないつもりでも他人の目にはふれているもの! クローゼットに向かい、上記を確認しながら潔く処分していきましょう。



 

服の劣化を防ぐには?





では、お気に入りアイテムを長持ちさせるためにできることはあるのでしょうか?



森田さんによると「ショルダータイプなど毎日持つバッグによって服にダメージを与えることがあります。なるべく服にぶつからないよう気をつけるか、左右を持ち変えて持つようにするとある程度はダメージを防げます」とのこと。



また窮屈な服は縫製がほつれやすくなり、生地が薄くなってしまうそうです。体型に合ったサイズ選びも重要ですね。「ニットはハンガーにかけない」「シルクなどテロっとした生地は畳まず、隣の服と余裕を持ってハンガーにかける」などアイテムに適した保管方法を心がけることも服を長持ちさせる秘訣です。



そして今一度、洗濯の仕方を見直す必要があります。洗濯表示を確認する、デリケートな素材は単体で洗う、洗濯洗剤を変えるなどの配慮は劇的に劣化を遅らせることができるそうなので、ぜひ実践してみてくださいね。



 



いかがでしたか? せっかく出合えたお気に入りのアイテムとは長く付き合いたいものですよね。捨てどきをチェックするだけでなく、愛情をもってケアしていきましょう。



 

※取材協力:森田 文菜

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