海外メディアEngadgetは、2016年7月15日の記事で、JauntがVR動画制作にDolby Atomsを導入することを報じた。
同メディアによると、VR動画を制作しているJauntはVR動画制作にDolby Atomsを導入することを明らかにした。
VR動画は、VRカメラで撮影・制作することで360度の視野角が可能となったのは周知の通り。
しかし、360度の視野角であるにもかかわらず、音響に関しては全方位に対応できていなかった。
Dolby Atomsは全方位に対応した音響システムで、現在はおもにDolby Atoms対応の映画の劇場上映の際に体験できる。
JauntはDolby Atomsを導入することで、ユーザーの視線に連動して音響が変化するVR動画を制作することを目指している。
同社が製作したVR動画を視聴することができるアプリ「Jaunt VR」は、OculusRift、HTC社のVIVE、GearVRで利用できるのに加えて、iOSとAndroidアプリとしてもリリースされている。
同アプリからは、ポール・マッカートニーがリリースしたVR音楽コンテンツ等が視聴できる。
なお、以上の報道内容はDolby社からのプレスリリースでも報じられている。
Jaunt公式サイト
https://www.jauntvr.com/
Jauntとの提携を報じたDolby社のプレスリリース
http://investor.dolby.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=979582
参照元URL:https://www.engadget.com/2016/07/15/jaunt-dolby-atmos/
Copyright ©2016 VR Inside All Rights Reserved.