海外メディアVRScoutは、2017年4月7日の記事において、Hololensアプリ「Smurfs: The Lost Village」を紹介した。
同メディアは、2017年4月7日にアメリカで公開されたアニメ映画「Smurfs: The Lost Village」のプロモーションの一環として開発されたHololensアプリを紹介した。
ソニー・ピクチャー・エンターテインメントが製作した同映画は、3部作の最後にあたる作品である。前作ではプロモーション費用として1億5,000万ドル(約160億円)もの巨費が投じられた。今回の作品でも巨額のプロモーション予算が組まれていることは容易に予想されるのだが、そうした潤沢な予算を活用してプロモーション用にHololensアプリを開発したのだ。
同アプリは、Hololensによって見えるようになるアニメ・キャラクターのスマーフたちと、コミュニケーションできるアプリだ。
同アプリに関して、同社デジタル・マーケティング部門のエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントElias Plishnerは、以下のようにコメントしている。
Hololensアプリ「Smurfs: The Lost Village」は、映画ファンをスマーフの映画の世界に引き込むことを意図しています。
Hololensを使えば、Mixed Realityのなかで、現実の世界とスマーフの世界を橋渡しすることができるのです。
もっとも、まだ製品版がリリースされていないHololensを活用した同アプリが、プロモーション対象としている映画の観客と想定されている子供たちに体験されているかどうかは多いに疑問である。
同アプリの映画プロモーション・コンテンツとしての効果を評価することは難しいものも、Hololensアプリとして評価する場合、現実世界にファンタジックなキャラクターが登場する演出は、非常に同デバイスの長所を生かしているところだと言えよう。
なお、映画「Smurfs: The Lost Village」の日本公開に関する情報は不明である。
Hololensゲーム「Smurfs: The Lost Village」を紹介したVRScoutの記事
http://vrscout.com/news/sony-smurfs-mixed-reality-hololens-game/
Copyright ©2017 VR Inside All Rights Reserved.