海外メディアUploadVRは、2017年4月6日の記事において、Xbox One後継機の仕様を報じた。
同メディアは、2017年4月6日、海外メディアEurogamerが報じたXbox One後継機(コードネーム「Project Scorpio」)の仕様を掲載した。
同メディアが明らかにしたXbox One後継機の仕様は以下の通り。仕様を比較する目的で、Xbox OneとPS4 Proの仕様も併記する。
Project Scorpio | Xbox One | PS4 Pro | |
---|---|---|---|
CPU | 2.3GHz・x86のカスタムコア8基 | 1.75GHZ・Jaguarのカスタムコア8基 | 2.1GHZ・Jaguarのカスタムコア8基 |
GPU | 1172MHzユニット40基 | 853Mhz・GCNユニット12基 | 911MHz・GDCユニット36基 |
メモリー | 12GB GDDR5 | 8GB DDR3/32MB ESRAM | 8GB GDDR5 |
データ転送速度 | 326GB/s | DDR3: 68GB/s/最大204GB/sのESRAM | 218GB/s |
ハードディスク | 1TB 2.5-inch | 500GB/1TB/2TB 2.5-inch | 1TB 2.5-inch |
光学プレイヤー | 4K UHD Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray |
上の表からわかるように、Xbox One後継機はXbox Oneはもちろんのこと、PS4 Proをも上回っている。
本メディアで以前に報じたように、Xbox One後継機は「4K対応かつ高い信頼性のあるVR対応」を基本コンセプトとしている。
同ゲーム機に関して仕様にほかにわかっていることとしては、GDC2017の開催に合わせて2017年3月1日に掲載されたWindows公式ブログ記事には、以下のような記述がある。
私たちは、WiondowsのMR(Mixed Reality)体験を、デスクトップPCとHololens以外のデバイスでも共有することに興奮しています。
私たちのプランでは、MR体験をXbox Oneのファミリー・デバイスであるProject Scorpioに2018年には導入します。
同ゲーム機の正確なリリース日はまだ不明だが、上記の発表を考慮すると、リリース当初はVR対応はせず、2018年になってVR(Microsoftの表現だとMR)に対応するかも知れない。
いずれにしろ、世界的に普及しているPSシリーズとXboxシリーズがともにVR対応すること、さらにPSVRが市場的に成功していることを考慮すると、家庭用ゲーム機のメインストリームがVRになることは不可避なことではなかろうか。
Xbox One後継機の仕様を報じたUploadVRの記事
https://uploadvr.com/heres-specs-will-power-microsofts-project-scorpio-vr-experiences/
上記記事のソースとなったEurogamerの記事
http://www.eurogamer.net/articles/digitalfoundry-2017-project-scorpio-tech-revealed
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