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PSVRに取り付けられる50ドルのオーディオシステム「Mantis」が今春登場


Mantisを付けたPSVR


ヘッドセットとヘッドホン


Mantisを付けたPSVR装着イメージ


VRの没入感を高める大切な要素である「音」。目の前だけでなくプレイヤーの背後にも物体が存在するVRコンテンツでは、音が聞こえてくる位置や大きさがそれらを認識する手がかりになる。


それだけに、VR作品の開発時に空間上の残響を再現することを助けるようなソフトウェアも作られている。そういったソフトウェアの助けを得て、また開発者の努力によって用意された音を最高の状態で楽しむためには、優れた再生デバイスが必要だ。


ハイエンドVRヘッドセットでも音に対しての適応度合いはまちまちである。現在のところ、OculusRiftは自前のオーディオシステムを内蔵しているので外部のヘッドホンを必要としない。また、HTC ViveでもRiftと同様にヘッドセットとヘッドホンを統合するオーディオシステムが開発されているところだ。しかし、SonyのPSVRには内蔵のヘッドホンが存在しない。


PSVRを利用するユーザは、自分でヘッドホンまたはイヤホンを用意する必要がある。これは音質や付け心地が好きなヘッドホン・イヤホンを選べるという利点になる一方で、プレイ中にケーブルを煩わしく感じることもある。悪いことばかりではないが、没入感を下げてしまうケーブルの問題は何とかしたいところだ。


この問題に対して、VRヘッドセットや家庭用ゲーム機の周辺機器を作っているBionikが解決策を提示した。それがMantisだ。


Mantis


Mantis


BionikがMantisで実行しようとしているのは、Riftがやっていることと同じだ。MantisはSonyの製品ではないが、PSVRに合わせて簡単に着脱できるように設計されている。ちょうど額に当たるパーツと後頭部のストラップを結ぶ場所にクリップで取り付ければ、耳の位置にイヤーパッドが当たるはずだ。


重量などの仕様はまだ公開されていないが、Bionikのページによれば軽量で疲れにくいという。PSVRのヘッドセットと本体と別にヘッドホンを保管する必要がないのも優れた点だ。使うときにも、長いケーブルに悩まされながらセットアップする手間を省いてくれる。


Mantisは49.99ドル(約5,700円)で今春発売予定とされている。Bionikのオンラインストアには既に商品ページが作成されているが、まだ購入や予約の申し込みは受け付けられていない。発売日についての詳細も記載されていない状態だ。


 


Sonyの公式製品ではない外部のアクセサリという形にはなってしまうが、機能だけでなくデザインもPSVR本体にマッチするものになっている。特にお気に入りのヘッドホンがなく、PSVRでゲームをするときに使えるヘッドホンを探しているユーザにとっては一つの選択肢となってくれそうだ。価格も5千円強とそこまで高価なものではないため、扱いやすいのではないだろうか。


音質については不明だが、本体の大きさや価格からしてPSVRを使ってBDを視聴する場合には少し物足りないかもしれない。PS4のファームウェアアップデートで向上する映像再生機能に期待しているユーザよりも、気軽にVRゲームを楽しみたいというユーザに受けそうなアクセサリである。


映画に適した迫力ある音が再生可能なヘッドホンについても、これからサードパーティで開発されていきそうだ。もちろん、Sonyの技術を活かした公式ヘッドホンの登場も考えられる。


 


参照元サイト名:Bionik

URL:https://www.bionikgaming.com/products/mantis



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