Google Trend dataによれば、VRポルノの検索数が2014年11月から2016年4月までの17か月で9,900%に上がったそうだ。
SuperDataのリサーチによるとヴァーチャルリアリティのビジネス効果は2020年までに400億ドルになると予想されているが、ヴァーチャルポルノに対する関心も同じく高まっていることが今回の調査でもわかった。
新しいテクノロジーにおいてポルノの影響が重要なことは前からわかっている。ビデオカセットではVHSがBetamaxを打ち負かしている。というのもポルノを見る人はVHSを選ぶからだ。
大人向けのものはマーケットの中でも少ない割合を占めるので、それだけが原因と言い切ることはできないが、1970年代と1980年代の高額エンターテインメントデバイスの普及に一役買っているのは明白である。
ポルノコンテンツはインターネットやコンピューターが普及したときと同じような役割をVRでも果たすと考えられる。
360動画 vs ポルノアプリ
VRでポルノが見たいという人はいるだろうが、ほとんどの人はそれがどんなもになるか想像つかないだろう。
OculusRiftやHTC ViveなどのPCにつなぐタイプのヘッドセットや携帯で使えるSamsung Gear VRやGoogle Cardboardなど、様々なデバイスがすでにアダルトコンテンツを提供している。
SonyのPlayStation VRでも制約がかかるであろうが同じようなコンテンツが配信されるはずだ。
そして、そのうちのほとんどのものが360度カメラを使って撮影されている。
PornhubではNSFWというどのすべてのヘッドセットに対応するサイトを開始した。
しかしこの始まったばかりの360度動画は、映像が少し変わっていて、スケールなどが少しおかしく俳優たちが人間らしく見えない。
だが、動画はアダルトVRコンテンツのうちの一つであり、開発者たちは歩いたり、キャラクターが選ぶことなどができるコンテンツを開発中である。
この動画は非公式で初音ミクを使ってファンが作ったものだ。
VRでのアダルトコンテンツはその再現度などに限界がある分、理想とは言えないが、360度動画の製作者もゲーム開発者たちも問題の改善につとめていくことだろう。
参照元サイト名:venturebeat.com
URL : http://venturebeat.com/2016/06/30/vr-porn-searches-up-9900-on-google-since-2014/
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