車会社Audiが、砂場で自分が作ったフィールドをVRで運転できる『Enter Sandbox』を開発した。
『Enter Sandbox』とは
『Enter Sandbox』とは、アウディが開発した没入型のドライブシミューレンションゲームである。
開発のアイデアは、砂遊びを楽しんでいた頃の童心を思い出そうというものであるが、それを車のおもちゃを使って遊ぶのではなく、車の中で運転して今でも楽しめる形にしたものだ。
遊び方の流れとしては以下である。
1、砂場の砂をいじって好きなフィールドを作る。
2、Kinectと呼ばれるセンサーカメラで砂場をスキャンする。
3、スキャンした砂場のデータをVR内に転送。
4、VRドライブシミュレーションゲームを楽しむ。
シミュレーターは、ペダル、ハンドル、そしてOculusRiftのヘッドセットが含まれている。
MediaMonks、Creative Directorのコメント
開発を手がけたMediaMonksのCreative DirectorであるTom Eriksen氏は以下のように語る。
「ヘッドセットをつけて仮想現実に入った時、Audi Q5の現実感に驚くことでしょう。
前方だけでなく、周りを見渡したり、後ろを確認しても、本物のようなAudi Q5を感じることができます。
初めてこの体験をする人はとても興奮することでしょう。
信頼できるVR体験を制作するために、運転する環境をよりリアルにすることも大切でした。
見た目だけでなく、ハンドルの触り心地や、砂を巻き込んだ時の感触などもまた同様です。」
『Enter Sandbox』が開発されたのはノルウェーでだが、発売段階に入ったら世界に発信されることだろう。
参照:VRScout
URL:http://vrscout.com/news/audi-vr-sandbox-track-shape-drive/
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