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Oculusが音声検索機能のベータ版をOculus Homeに追加


マイク


Oculus Homeに追加された音声検索機能の使用感を伝えるレビューがVR Circleに掲載されている。まだ利用できるコマンドは少ないが、VRと音声認識の組み合わせは好相性と言えそうだ。


Oculus音声検索ができること


Oculus音声検索のメニュー


Oculusが用意したこの音声検索機能は、Oculus RiftとSamsung Gear VRで利用できる。音声を認識して動作するが、スマートフォンやPCに搭載された多用途な音声アシスタントのように多くの機能を持っているわけではない。話しかけるだけで質問に答えてくれるようなシステムではないので、認識できるのも簡単な命令のみだ。


具体的には、コンテンツの起動やコンテンツの検索がメインとなる。


検索機能の仕上がり


音声による検索は、VRコンテンツのライブラリをスクロールして目当てのコンテンツを探すよりもスピーディだという。


ホーム画面に表示されるコンテンツが少ないうちは大きな差にならないとしても、多数のVRコンテンツをライブラリに並べるのが当然になれば使い勝手が変わってくるはずだ。日常的にVRを使うようになれば、それだけ検索機能の重要性は増すだろう。


認識精度にも、大きな問題は無さそうだ。


誤認識が無いわけではなく、VR Circleの記事によれば「DeoVR」(VR動画プレイヤー)を検索すると「Do VR」と認識されてしまったという。しかし、これは人間でも聞き間違えてしまいそうな紛らわしいアプリ名なので大目に見るべきだろう。


検索機能への期待


利用できる機能は少ないものの、音声検索自体がまだ登場したばかりの機能なことを考慮しなければならない。対応できる命令の種類はこれから増えていくことが期待できる。


あるいは、あまり機能数を増やさずにシンプルな検索に絞ってチューンナップされていくかもしれない。いずれにしても、RiftやGear VRでアプリを探すときにはお世話になるだろう。


Oculus TouchでRiftを操作している場合、文字入力を行うためにはバーチャルキーボードを使うことになる。バーチャルキーボードを使わないのなら、一度Touchを置いてPCのキーボードでタイピングする方法もある。どちらもスマートとは言いにくい方法だ。これはGear VRでも同様である。


一方で音声入力ならば、Touchを握ったままでもスムーズに検索が可能だ。細かな部分ではあるが、アプリを起動するたびにキーボードを使うよりも簡単だし、手間もかからない。気軽にコンテンツを開始できることは、ヘッドセットを使おうというモチベーションの低下を予防してくれるだろう。


「これがVRを変える」といった強烈なインパクトのある機能ではないが、VR体験の満足度を地味に高めてくれることになりそうだ。


 


参照元サイト名:VR Circle

URL:http://www.vrcircle.com/oculus-voice-search-arrives-for-rift-and-gear-vr/


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