海外メディアUploadVRは、2017年2月3日の記事において、PS VRに関するPSイギリス・リーダーの発言を紹介した。
同メディアは、PlayStation UKを率いるWarwick Lightにインタビューした海外メディアGamesIndustry.bizの記事から、PS VRに関する発言を抜粋して報じた。
同インタビューにおいて、同氏はVRには大きな可能性を感じていると述べたうえで、PS VRの今後の展望に関して以下のように発言した。
「PS VRのライフサイクル(次世代がリリースされるまでのインターバル)についても言わなければなりませんね。
将来的には(PS4のような)コンソール機がPS VRの周辺機器になることの方が、他のあり方よりずっともっともらしいとは言えます。」
現在のPS VRの位置づけは、PS4の周辺機器的な扱いで、まだまだPS VRタイトルよりはPS4タイトルの方が多い。また最近リリースされた「バイオハザード 7」のプレイ統計情報を見ても、同タイトルPS VR版体験者は10万人を突破しているものも、その体験者数は登録プレイヤー全体の10%弱なので少数派であることは否めない。
引用した同氏の発言は、将来的にはPS VRタイトルの方が(PS4のような)コンソール機対応タイトルより多くなり、PS VRプレイヤーが多数派になるだろう、ということを意味しているのであろうか。もっと言ってしまえば、コンソール機はOculus RiftやVIVEにおけるVR Ready PCのような位置づけになるのであろうか。
いずれにしても、ソニーはVRを一過性のブームとは全く考えておらず、長期的な成長を遂げるだろうと見なしていることは間違いない。
PS VRに関するPSイギリス・リーダーWarwick Lightの発言を紹介したUploadVRの記事
http://uploadvr.com/sony-promises-mainstream-messaging-psvr/
上記記事の参照元となったGamesIndustry.bizのインタビュー記事
http://www.gamesindustry.biz/articles/2017-02-02-playstation-uks-bid-to-halt-the-ps4-sales-slowdown
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