Scenes Sound Digital TechnologyがプロフェッショナルVRオーディオデバイスをCES 2017でリリースすることを発表した。
VRサウンドレコーダー「Sound Pano」と関連商品、ポストプロダクションソフトウェア「Scenes Studio Pro」、VRコンテンツプレイヤー「Scenes Audio」がCESでデモンストレーションされる。
Sound Panoは2DサウンドがつけられたVRコンテンツでは、音と視覚情報にずれができてしまうため、不自然になってしまうという問題を解決することができるツールだ。
Sound Panoはこの問題を解決し、オーディオとビジュアルがシンクロする、より現実世界に近いバーチャル体験を作り出せるレコーディングデバイスだ。
8方向から、16トラック、48k/32-bit 3Dサウンドレコーディングをすることで、より正確で完璧なサウンド情報をVRフィルム撮影の際にすることができる。
豊富な音響情報をレコーディングすることにより、実際にそこにいるかのようなサウンド感覚をVRフィルムに追加することができるようになる。
レコーディングの後、オーディオは圧縮してないWAVファイルに変換され、SDメモリーにストレージされる。
Sound Panoのプロセスで16サウンドトラックが一つのWAVファイルにつなげられ、それがさらに8ファイルに分けられ編集しやすく形で保存される。
Sound PanoでレコーディングしたサウンドはScenes Studio Proを使って編集ができる。
CESではこのScenes Studio Proを使ってカスタマイズされたものがVRコンテンツプレイヤーScenes Audioを使ってデモンストレーションされる予定だ。
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