Reviveを使ってOculus TouchコンテンツをHTC VIVEでプレイできるのか？

海外メディアUploadVRは、2016年12月6日の記事において、Reviveを使ったOculus Touchのプレイについて報じた。

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Reviveとは、Oculus Rift対応コンテンツをHTC社のVIVEでもプレイできるようにする非公認ツールで、2016年の早い時期にリリースされて以来、VIVEユーザーがOculus Riftコンテンツをプレイする手段として知られていた。

同メディアによると、Reviveの開発者であるCrossVRは、Oculus Touchリリースに合わせてReviveも最新版にアップグレードしたことを掲示板サイトRedditで発表した。

それでは、最新版Reviveを使えば、VIVEユーザーはOculus Touchコンテンツがプレイできるかと言えば、実はそうでもないらしいのである。

というのも、Oculus Touchに実装されたジェスチャートラッキングのような機能に対応するものが、VIVEコントローラーにはないので、Oculus Touch固有の機能を使うコンテンツはReviveをもってしてもVIVEではプレイできないのだ。

確かにOculus Touch固有の機能を頻繁に使うコンテンツはまだ少ないので、既存の多くのOculusコンテンツはReviveを使ってVIVEでプレイできる。

だが今後、Oculus Touch独占コンテンツが増えてくれば、ますますReviveが無効なコンテンツが増える、ということが予想される。

なお、Reviveのソースコードが置かれているGitHubには、Reviveが無効なOculusコンテンツに関して情報を共有するスレッドも設けられており、スレッドは増える傾向にある。

当たり前のことではあるが、Oculus Touchコンテンツをプレイしたければ、Reviveなど使わず何とかOculus Riftを入手した方が良いだろう。

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