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Sony「α7S Ⅱ」を4台マウントして360°動画を撮影するカメラマウントが登場


海外メディアDigital Trendsは、2016年12月5日の記事において、カメラリグ「Sumo360 Rig」を紹介した。


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360°撮影が可能な360°カメラはすでに様々な価格帯で多数の製品が存在するが、画質にこだわったり、特殊な撮影環境に対応しようとすると、高価な360°カメラを使わざるを得ないのが現状である。


安価な360°撮影のコンサルティングを基幹業務としているSumo社は、このほど暗所での360°撮影を安価に可能とするカメラマウント「Sumo360 Rig」を開発した。


暗所でも鮮明な画像を撮影したい場合、ISO感度の高いカメラを用意する必要があるのだが、そうした条件を満たす360°カメラは非常に高価なものとなる。


暗所での360°撮影を安価に実行するための同社が提案するソリューションとは、一眼レフカメラを4台組み合わせて撮影することだ。


具体的には、ISO感度が高く暗所での撮影に定評のあるSony製一眼レフカメラ「α7S Ⅱ」4台を、特製のカメラマウントに載せて撮影する(上の画像を参照)。


カメラをマウントする前のSumo360 Rig

カメラをマウントする前のSumo360 Rig


同社はさらなるコスト削減のため、特製カメラマウント「Sumo360 Rig」を3Dプリントで出力するためのデータで販売している。


同カメラマウントを購入すると、それを出力するための3Dプリンティングデータが入手でき、ユーザーは自前で3Dプリンターで出力することになる。


同社が推奨する3Dプリンター素材はABSだが、PLA、カーボンファイバー、さらには木材での3Dプリンティングも可能、とのこと。


特製カメラマウントに載せた4Dのα7S Ⅱで撮影した360°画像/動画は6K相当の画素数となるが、4台のカメラで撮影したデータを360°画像/動画に加工するには画像編集アプリ「AutoPano Video Pro 2.5.0」が必要となる。


同カメラマウントの価格は$359だが、実際に使いこなすにはカメラが4台、3Dプリンター、画像編集アプリを揃える必要があり、カメラマウントのデータとカメラ4台だけで$16,000というコストがかかる。


しかしながら、暗所で6K相当の画質で撮影できる360°カメラとなると、$45,000のコストがかかるOzoくらいしかないので、Sumo360 Rigはやはり格安なソリューションと言える。


360°画像/動画が2D画像/動画のように当たり前のものになる過程で、Sumoが提供するようなリーズナブルなソリューションが多数考えられるであろう。


Sumo360 Rig購入ウェブページ

http://www.sumo.studio/sumo-rig


参照元URL:http://www.digitaltrends.com/photography/sumo360-3d-printing/


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