Oculus社が11月17日、日本オフィスにてプレス向けのVR体験イベント「Game Day」を開催した。
12月6日よりOculus Rift向けのコントローラーOculus Touchを価格23,800円でローンチするにあたり、Oculus Touch向けコンテンツタイトルを合計約35タイトル、新たにローンチすることを発表した。
Oculus Touchは、ハンドジェスチャーでの操作や実際に手が底にあるかのような感覚の再現を可能にしたVR専用のワイヤレスコントローラーで、より直観的でリアルな実在感のある世界を楽しむことができる。
本日開催された「Game Day」では、Oculusの池田氏より開催の挨拶があり、本社のJason Holtman氏から同社の今後の事業展開などを説明してもらった。
jason holtmanの話
日本のパブリッシャーやコンテンツ開発者は、世界でもトップレベル。
Jason氏:Oculus RIFTの目指すところは没入感と実在感。
Oculus Touchは手の実在感が感じられるので、このあと是非試してほしい。本当に魔法のデバイスです。
ただ、素晴らしいデバイスがあっても素晴らしいコンテンツがないと意味がありません。
デベロッパーの皆様にクリエイティブに専念できるエコシステムをできるだけ用意していきます。
また、日本市場は大事にしている。製品やマーケットを完璧にローカライズ、ちゃんとした日本語で案内しようとしています。
日本の開発会社がリリースした6タイトルの紹介
12月のローンチに発売されるコンテンツの一部を開発会社の代表者がそれぞれ紹介しました。
Fly to KUMA MAKER
開発会社:株式会社コロプラ
ゲーム内容:
ブロックを動かして、河合生馬たちをゴールまで導くアクションパズルゲーム
新たに、こだわり自作ステージを配信できるメイクモードが実装!
今回実装される自由に自作ステージを作成、配信できるメイクモード機能はOculus Touchにマッチしたモードだという。
Dig 4 Destruction
開発会社:株式会社コロプラ
ゲームの内容:
地中を掘って・発掘した武器で撃ちまくる!360°全方位油断できない、白熱のオンラインFPSゲーム!
Dead Hungry
当初Touchなしで作っていて、Touch入手後に対応してみたら反応がよかったのでスピーディーな開発で完成させた(約3ヶ月)。
ゲーム内容:
腹ペコゾンビにデリシャスバーガーを食らわせろ!
フードトラックのシェフとなり、自慢のレシピでゾンビを満腹にし、人間の心を取り戻させるのが使命の一味違うアクションゲーム
エニグマスフィア(ENIGMA SPHERE)
新氏:昨年Oculus touchのデモンストレーションを拝見し、どうしても私自身でVRコンテンツを作りたくなった。
Oculus Touchはほんとに手で触ってる感覚になる。それをどうすれば楽しくなるかを考えたところ、ハンマーを使ってオブジェクトを壊して探索していくゲーム性にしています。
プレイ自体は90分で攻略でき、複数人でも遊べるようにしています。
梅田ジョイポリスでロケーションテストを始めています。
ゲーム内容:
パズルを解き「球体(スフィア)」を見つけてハンマーで破壊する二人同時プレイ可能のVR脱出ゲーム
Pro Fishing Challenge
鈴木氏:もともとあったXBOX向けコンテンツをOculus Touch向けコンテンツに最適化。
コントローラーを「釣りコン」として快適に使えるように練っている。
通常のゲームでリールを100回巻け、といわれればクソゲーだと思うんですが、バーチャル上では体感性があるので100回巻いてもクソゲーにならない。
Oculus TouchはガジェットではなくVR空間の手だと思って楽しんでください。
ゲーム内容:ネットワーク上の湖でみんなで同時に釣りができる本格オンライフィッシング
PLANNES
開発会社:株式会社トリコル
ゲーム内容:宇宙船で5つの惑星に降り立ち、その惑星の代表選手と対戦し、多様なアビリティを有するラケットを手に入れて強敵を倒していく、無重力空間で行うテニスのようなスポーツゲーム
このあと、出展のゲームを体験して記事にしますのでお楽しみに!
Oculus Touch概要
・予約開始日:2016年10月10日(月)
・発売日:2016年12月6日(火)
・販売:Oculus公式サイト http://www.oculus.com/
・セット内容
左右コントローラー、トラッキングセンサー、「Rockband VR」専用マウント、電池
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