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フォワードレンダラーがUnreal Engine バージョン4.14で使用可能に!スピードも20%早くなる


Robo Recallに使われたフォワードレンダラー(VR-optimized forward renderer)と呼ばれる技術がUnreal Engine バージョン4.14で使用可能となった。


robo_recall-image


デファードレンダリング(deferred rendering)が最近のゲームエンジンでは主流になっていたが、この新しいテクノロジーを使うことにより、マルチサンプルアンチエイリアシングテクニック(multi-sample anti-aliasing technique (MSAA) )と呼ばれる、VRの鮮鋭度を上げることができるテクニックがより有効に使える。


フォワードレンダラーはデファードレンダリングより22%早く、レンダリングが向上したことで、より複雑で高グラフィックのシーンが、パワーを削減した状態で作れるようになった。


実際、Robo RecallはVRの中でも最も高いグラフィッククオリティとなっている。


robo_recall-image2


Unreal Engine 4.14は他にも強化されたところがある。


Precomputed Lighting Scenatios


precomputed-lighting-day-ue-4-14


この技術は複数のライトを1つのシーンで見せたい時に使われるもので、建物があるシーンをハイクオリティで早く仕上げたい時に役に立つ。


上の画像はライティングシナリオを使い、デイシナリオと呼ばれるレベルで空からの光を作ったもので、下の画像はナイトシナリオで街頭を作ったものだ。


precomputed-lighting-night-ue-4-14


Landscape Editing in VR


このツールを使えば、モーションコントローラーを使って、地形を作り、風景を描くことができる。


クイックメニューのモードパネルから選択可能だ。


VR Multiview Support for Mobile


対応デバイスでモバイルマルチビューがステレオレンダリング用に使えるようになった。


Layer Support for SteamVR and PSVR


Oculus Rift対応だった、レイヤーサポートがSteam VRとPSVRでも使用可能なった。


VR Loading Movies


この機能で映画をロードすることが、Oculus Rift、Gear VR、Steam VR、PSVRでできるようになった。


スプラッシュスクリーンモードを使えば、テクスチャーをセットすることもできる。


PSVR Support for Multiple Framerate Targets


このツールはフレームレートをラテンシーを上げることなく、作り変えることができる。


オプションによって、フレームレートに制限はあるが、PSVRでも使えるようなった。


参照元サイト名:roadtovr

URL: http://www.roadtovr.com/unreal-engine-4-14-forward-renderer-vr-optimized-improvements/


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