Microsoft製VRヘッドセットは$500程度のロースペックPCでも動作することが判明

海外メディアUploadVRは、2016年10月31日の記事において、Microsoft製VRヘッドセットについて報じた。

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同メディアは、2016年10月27日に海外メディアpolygonに掲載されたインタビュー記事を引用して、Microsoft Hololens部門チーフAlex KipmanがMicrosoft製VRヘッドセットについて発言した内容を紹介している。

インタビューによれば、Microsoft製VRヘッドセットに関する詳細は、2016年12月8日から9日まで中国・深センで、12月14日から15日まで台湾・台北でそれぞれ開催される同社ハードウェア・イベントWinHECで明らかになる、とのこと。

ただ上記ふたつのイベントは、開発者向けに同社製VRヘッドセットとVRコンテンツに対してWindows PCを最適化することに関するレクチャーを主な目的としているため、一般消費者向けにイベントをライブストリーミングするようなことはしないだろうと予想されている。

インタビューにおいて同氏は、同社製VRヘッドセットの視野角は「とても広い」とのみコメントし、具体的な数値は明かさなかったものも、6軸センサーが内蔵されていること、そしてHololensに実装しているテクノロジーが組み込まれていることを言明した。

また同氏は、同社製VRヘッドセットは$500程度のローコストなPCで動作するとも述べており、VRヘッドセットの価格が$299に予定されていることを考えると、$800で環境構築が可能ということになる。

さらにVR対応が明らかになったXBox One後継機「Scorpio」は、同社製VRヘッドセットに対応するのか、という質問に対しては同氏は明言を避けながらも、以下のようにコメントした。

「Microsoftの最も長期的なビジョンとは、単一のOSで全製品のストア、および全アプリの開発環境を整備することです。」

以上の発言からMicrosoftは、Windows PC、Hololens、VRヘッドセット、そしてゲーム機が相互に連携し合うような未来像を描いているのではないか、と推察できるかも知れない。

2016年12月8日から9日に中国・深センで開催されるWinHECのウェブページ

https://developer.microsoft.com/en-us/windows/hardware#Events

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