海外メディアUploadVRは、2016年10月24日の記事において、Instagram CEOの発言を報じた。
同メディアによると、2016年10月23日、Instagram CEOのKevin SystromがBloombergの番組Studio 1.0 Showに出演した際、VRについて発言した。
同氏は、同社の経営ビジョンが人々を「ほんの少しの間、世界のどこへでも」旅できるようにすることと述べたうえで、近い将来VRが同社の経営に対して「決定的な役割」を果たすかも知れない、と発言した。
同氏は、VRビジネスの例として、VRヘッドセットを身に着ければColdplayのライブに参加できたり、デモ行進や暴動を目撃したり、さらには友人の結婚式に参加できたりする経験を挙げた。
同氏はさらに「こうしたVRエクスペリエンスこそがわが社が生み出したいと熱望していることであり、VRはわが社のビジョンを貫くうえで近い将来、決定的な役割を果たすと思うのです」とも述べた。
周知の通り、SNS最大手のFacebookおよびGoogleが運営している世界最大の動画サイトYouTubeは、すでにVRコンテンツに対応したサービスを開始している。
画像共有サービス最大手の同社は、現時点ではVRサービスを提供していないが、例えばFacebookのように360°動画/画像を投稿可能にするようなことは、技術的にはそれほど難しくないだろう。
もしかしたら近い将来、Instagramの投稿をVRヘッドセットで見る日が来るのかも知れない。
Instagram CEOのKevin SystromがBloombergの番組で発言した時の動画
http://www.bloomberg.com/news/videos/2016-10-23/kevin-systrom-studio-1-0-full-show-10-23
参照元URL:http://uploadvr.com/instagram-ceo-vr-play-critical-role-companys-vision/
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