Sammobileが、SamsugnのGalaxy Note 6に新たなタイプのUSBポートを組み込む旨を発表した。
デバイスは現在多くのVRヘッドセットで使用されているマイクロUSBとは形状の異なる、USB Type-Cスロットを用いるとのこと。
ただし、こちらのUSBポートが3.1になるかどうかは未だ発表されていない。
この発表がGear VRに大きな影響を与える事は目に見えている。
Gear VRは多くの他機器と同様に接続部分にマイクロUSBを利用しているため、Samsugn社が別途アダプタを発売しない限りこちらのヘッドセットを新Galaxyで使う事は不可能になるからだ。
したがって新Galaxy開発に伴った新Gear VRの開発も予想される。
他の多くの携帯電話機器は未だマイクロUSBを搭載しているため、こちらに対応したヘッドセットが主流となっている市場をどのように開拓していくかがSamsungのこれからの課題といったところだろう。
しかし今回の取り組み、同社にとって全く新しいケースであるというわけではない。
2014年12月に公開されたイノベーター・エディションのヘッドセットはGalaxy Note 4のみに対応していたので、こちらの件を踏まえるとSamsungにも隠された戦略があるのではないかと考えられる。
ちなみに、こちらのGalaxy Note 4は数か月後にGalaxy S6対応版がリリースされ、消費者向けバージョンはその半年後に発売された。
この先Galaxy S8がUSB Type-Cスロットを結合するようであれば、新バージョンのヘッドセット購入は多くのGear VRユーザーにとっては必須になることが予想される。
ただしこちらの購入にユーザーが同意するかという話はまたこれとは別であるため考えどころだ。
キットの低価格化は消費者のどんな後悔の念も和らげることができた上に、位置追跡等は未だ搭載されてはいないもののユーザーの希望するシステムを組み込む機会づくりにも貢献していた。
どちらにせよ今年中にはより詳しい情報が公開されるであろうと考えられるので、これからの情報更新に要注目だ。
参照元: http://uploadvr.com/samsungs-next-note-phone-might-require-new-gear-vr/
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