DeNA West社が、アクションゲーム「Protocol Zeroの提供プラットフォーム数を拡大するとの旨を発表した。
昨年の時点でSamsung Gear VR向けにリリースされていた同ゲームだが、これによりGoogle VRを含む他ヘッドセットへの対応も可能になったそうだ。
今回の取り組はゲーム開発会社 Sidekick VR社の協力のもと実現したとのこと。
現在の時点でこのゲームはDeNA社の唯一のVRタイトルとなっており、Sidekick VR社はGear VR gamepadへの対応バージョン追加を含んだ同ゲームへのサポートを行っていくそう。
SuperData Research社は2016年度のVR事業年間売り上げが29億円にまで上ると予想している。
Sidekick社はこれまでSamsung Gear VRの第1タイトル・Romans from Mars 360といった他VRゲームへのサポート等も行っており、DeNAにとっては心強い存在であること が受け取れる。
GeamsBeatへ送付されたDeNA Westの上級ビジネス開発マネージャ Jennie Sue氏からのプレスリリースによると、「我々は Protocol Zero の提供範囲を拡大すべく、業界最高レベルのゲーム開発会社とパートナーシップを提携することを目的としてきた。
魅力的なコンテンツ作成能力と、クロス・プラットフォーム モバイル VR市場へ精通した知識を兼ね備えたSidekickとの協力は、Protocol Zero の販売と市場拡大をするうえでは完璧なマッチングであると自負している」とのこと。
同ゲームのGoogle CardboardバージョンはiOS、Android対応機器向けに今夏リリースされる。
ゲーム会社2社の想いと技術の詰まった一作、ぜひ一度お試しになられてはいかがだろうか。
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