2024年9月25日(米国時間)、Meta社は同日に開催したMeta Connectにて新たなVRゴーグル「Meta Quest 3S」を発表しました。
高性能と手頃な価格を両立し、VR初心者から法人向けの利用まで幅広いユーザーに対応します。
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Meta Quest 3Sの特徴と価格
Meta Quest 3Sは、Meta Quest 3と同等の複合現実(MR)機能と高速性能を備えつつ、お手頃な価格が魅力のVRゴーグルです。
128GBモデルは48,400円(税込)
256GBモデルは64,900円(税込)
という2種類の価格帯で展開されます。
Qualcomm Technologies社と共同開発したSnapdragon XR2 Gen 2プラットフォームを搭載し、鮮やかなフルカラーMRを実現しています。
また、また、遅延(レイテンシー)も15%以上削減され、スムーズな操作が実現されているとのことです。
さらに、Meta Horizon OSの改良により、YouTubeやInstagramなどの2Dアプリのサポートが強化され、空間オーディオを用いた臨場感あふれる体験が楽しめるとしています。
Quest 3と比較してQuest 3Sの性能面でネックと言えるのは、ヘッドセットのデザイン、パンケーキレンズではなくフレネルレンズの採用、そして視野角がやや狭いことです。
Meta Quest 2とMeta Quest Proは販売終了へ
Meta Quest 3Sの発売に伴い、Meta Quest 2とMeta Quest Proの販売の終了が発表されました。
上記2機種は在庫がなくなるまでの間、引き続き販売が行われる予定です。
ただし、携帯ケースやコントローラーなどの関連アクセサリーについては、しばらくの間継続されます。
また、これからシリーズの最上位機種となるQuest 3の512GBモデルの価格が、96,800円(税込)から81,400円(税込)に引き下げられることになりました。
充実のコンテンツとアクセサリー
Meta Quest 3Sは、数千ものアプリやゲームに対応しており、さらに今後リリースされるQuest 3およびQuest 3S限定のゲームにも対応予定です。
発売予定の最新作『バットマン:アーカム・シャドウ』はもちろん、Quest 3専用にパフォーマンスがアップデートされた
『Asgard’s Wrath 2』
『Red Matter 2』
『The Walking Dead: Saints &Sinners』
といったAAAゲームタイトルも楽しめます。
また、ゲームだけでなく『Meta Horizon Worlds』『Prime Video』『YouTube VR』といったアプリも利用可能です。
さらに、エクササイズ向けの通気性接顔部や、Eliteストラップなど、一部のQuest 3アクセサリーとも互換性があります。
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発売日と早期購入特典も発表
Meta Quest 3Sは2024年10月15日(日本時間)に発売予定です。
さらに、2025年4月までに新発売のMeta Quest 3ファミリー製品を購入すると、
『バットマン:アーカム・シャドウ』
サブスクリプションサービス「Meta Quest+」3ヶ月分
が無料で付属します。
すでに事前予約も開始されています。
まとめ
Meta社が、高性能と手頃な価格を両立したVRゴーグル「Meta Quest 3S」を発表しました。
充実したコンテンツやアクセサリー、お得な特典など、VR体験をより魅力的にする要素がすでにてんこ盛りとなっています。
Quest 3と同等の性能を持ちながら、より手頃な価格帯の48,400円(税込)から購入できるのが大きな魅力です。
とはいえ、単なるQuest 3の廉価版というものではなく、低価格帯の新しいVRゴーグルが誕生したと考える方が良さそうです。
Quest 3が一般用VRゴーグルとしてはやや高価格帯だったことを考えると、このQuest 3Sはシリーズの原点に立ち返ったQuest 2の正当進化モデルといえるのではないでしょうか。
10月15日の発売に向けて、事前予約も開始されているので、ぜひチェックしてみてください。
ソース:Questブログ
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