Apple Vision Proを持っているVRゲーマーに朗報です。
SteamVRゲームをVision Proで楽しめるようにするアプリ「ALVR」が、App Storeで正式に公開されました。
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Vision Proで大量のVRゲームがプレイ可能に
ALVR(Air Light VR)は、非対応のVRゴーグルでもSteamVRゲームをプレイできるようにするアプリです。
Meta QuestやVIVE XR Elite、Pico4といったスタンドアロンVRゴーグル向けに公開されました。
これまでVision Pro版は招待制のベータ版として提供されており、今回正式にApp Storeで公開されました。
Vision Proユーザーは無料でアプリを利用でき、Wi-Fi経由でPCから直接Vision Proにゲームをストリーミングし、没入感の高いVR体験を自宅で手軽に楽しめます。
また、ALVRはVision Proの手のジェスチャーに対応しており、一部のコントローラーを使用することでSteamVRコンテンツを最大限にプレイ可能です。
Vision Pro版ALVRの概要
・名称:ALVR
・互換性:Apple Vision Pro(visionOS 1.0以降)
・サイズ:13MB
・言語:英語
・価格:無料
・カテゴリ:ユーティリティー
・年齢制限:17歳以上、無制限のウェブアクセス
・ダウンロード:App Store
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ネットワーク要件と注意点
ALVRを使ってVision ProでVRゲームを楽しむに当たっての要件や注意点も明らかにされています。
VRゲームを快適にプレイするには、WindowsまたはLinuxを実行するVR対応コンピューターが必要です。
また、Vision Proがプレイスペースから20フィート(6メートル)以内に設置された300Mbps以上の速度を持つ5GHz 802.11acルーターと同じローカルネットワークにあることを確認する必要があります。
その他のデバイスからのネットワークアクティビティを最小限に抑え、ホストコンピューターがイーサネット経由で直接ルーターに接続されていなければなりません。
また、ゲーム中にはAirDropとHandoffを無効にして、スタッタリングを軽減する必要があります。
まとめ
ALVRのApp Storeでの公式リリースにより、Vision Proでのゲーム体験が格段に向上しました。
これまでどうしてもVision Proはビジネスや開発といった用途が中心というイメージがありました。
今回Steamでプレイできる大量のVRゲームがプレイできるようになり、Vision Proのエンタテインメント向けの利用について大きな基盤ができたことになります。
とはいえ、Vision Proは一般消費者が趣味として手を出すには高価すぎるのも否定できません。
AppleのXRでの勢力拡大のためには、より手を出しやすいデバイスが必要不可欠です。
安価なデバイスを開発中とも噂されているAppleですが、どのような展開を見せてくれるのか注目ですね。
参考:SteamVR Games Come to Vision Pro Thanks to Public Launch of Free ‘ALVR’ App[Road to VR]
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