ピクシブ株式会社は、同社がWindows版とmacOS版で提供している3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」について、2023年9月7日よりiPad版の提供を開始していることを発表しました。
3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」とは?
ピクシブ社は『創作活動がもっと楽しくなる場所を創る』という企業理念のもと、3D創作を誰でも楽しめる世界を目指し、3D事業であるVRoidプロジェクトを推進しています。
このVRoidプロジェクトの一環として提供されているのが、絵を描くようにキャラクターを作ることができる3Dモデリングソフトウェア「VRoid Studio」です。
その他にも、手軽にアバターづくりを楽しめるスマートフォンアプリや、3Dモデルを投稿するためのプラットフォーム「VRoid Hub」、これらを連携するための開発者キットなど、ピクシブ社では様々なサービスを展開しています。
これらのサービスを通じ、ピクシブ社では『誰もが自分の3Dキャラクターを持ち、キャラクターを使った作品作りやVR/AR空間でのコミュニケーションを楽しめる環境』を多くの人に届けたいとしています。
iPad版が提供開始!
3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」が今回タブレットにも対応し、iPad版として今月7日より提供が開始されています。
iPad版「VRoid Studio」では、『Apple Pencilなどのスタイラスペンを組み合わせた操作』や『タブレット特有のタッチ操作』に対応しており、絵を描くような感覚で3Dモデリングを楽しむことができる仕様となっています。
『タブレット特有のタッチ操作』につてい
iPad版の「VRoid Studio」では、編集パネルで基本的なタッチ操作ができるだけでなく、『モデル編集時のタップ操作による「元に戻す/やり直し」』や『モデル編集時・撮影時のタッチ操作による「ピンチイン/アウト・カメラの回転・平行移動」』といった操作も、タッチ操作でできるようになっています。
Apple Pencil ダブルタップ操作に対応
また、Apple Pencilのペン軸をダブルタップすることで、ペンツールと消しゴムの切り替えをスムーズに実施することが出来るという『ダブルタップ操作』にも対応しています。
無料で利用可能
iPad版「VRoid Studio」は、『多くの方に3Dモデリングを楽しんでもらいたい』という理念から、無料で提供されています。
既存モデルのデータ移行が可能
すでに提供されているWindows版やmacOS版「VRoid Studio」を利用したことがあるユーザーについては、既存モデルを.vroidファイルによりデバイス間でデータ移行することも可能となっています。
操作画面イメージ
まとめ
ピクシブ社が提供する3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」にiPad版が追加され、今月7日より提供開始されています。
iPad版はタブレット特有のタッチ操作やApple Pencilなどのスタイラスペンを組み合わせた操作にも対応しており、無料で使用することが出来るだけでなく、Windows版やmacOS版の既存モデルをデータ移行することもできます。
タブレットさえあれば、ユーザー独自の3Dキャラクターの作画から編集、そのキャラクターを使用した作品作りやVR/AR空間でのコミュニケーションまでが楽しめるようになるなんて、さっそくアプリを使ってみたくなるニュースですね。
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