WebARのシステム開発を行う株式会社palanが、AR顔認識を活用した「ARメイクフィルター」に特化したパッケージの提供を開始しています。
アプリDL不要のARメイクフィルターは、アフターコロナのメイクシミュレーションをARで実現可能にしています。
ARメイクフィルター提供開始
アフターコロナの時代となり、非接触型ツールを使ったコスメ販売や、ECサイトにおけるARメイク体験がますます注目されるようになりました。
実際、AmazonのECサイト上で採用された「バーチャルメイク」は、試していないケースと比べると、商品購入率が2~6倍という高い効果をもたらしたそうです。
また、メンズコスメ市場も年々拡大を続けているため、メイクに対してハードルを感じている男性にとっても気軽に試せるARメイクは嬉しいサービスとなりそうです。
そこで今回、WebARのシステム開発を手掛けるpalan社のARに特化した実績豊富なpalanARチームによる開発スタジオ「palanAR studio」が、AR顔認識を活用した「ARメイクフィルター」に特化したパッケージの提供を開始しています。
アプリDL不要でWEB上の利用が可能
「ARメイクフィルター」は、ARの顔認識技術を活用した機能で、アプリのダウンロードをせずに、ブラウザ上のスマホのカメラで自分の顔をリアルタイムで認識し、仮想的なメイクアップを体験することが可能です。
例えば、リップスティック・カラーコンタクト・チークの色やアイシャドウのスタイルなどを試すことができ、ユーザーは自分に最も合う商品や色を購入することができます。
コスメブランドとユーザーをつなぐ
これまでの店頭でコスメを試す際、メイクを落とし、その上に直接テスターを塗布するという手間が伴ってしまい、多くのカラーを一度に試すことは困難でした。
また、ECサイトではコスメ商品の実物試用が不可能であることから、購入には至らないケースが多くありました。
今回のARメイクフィルターの導入により、ユーザーは自分の顔を使って直感的にメイクを試したり、一瞬で色味を変更したりできます。
一度に様々な種類の商品を試すことが可能となり、自身に合う色味や質感をより深く理解したり、新たな発見や意外な組み合わせを見つけることができたりします。
ARメイクフィルターは、コスメブランドとユーザーとのつながりを築き、購入率を上げる新たな手段となります。
オンライン販売を促進
ARメイクフィルターは実際に店舗に行かなくとも、ユーザーは自宅からウェブサイトを介してARメイクフィルターを試すことができるため、オンラインでの販売促進の助けにもなっています。
店頭に行かないとメイクを試せないというこれまでの課題を解決することができるため、ECサイトやライブコマースに導入する企業も増えています。
これにより、オンラインでの売上向上や販売チャネルの拡大が期待できます。
まとめ
WebARのシステム開発を行う株式会社palanは、アプリDL不要のARメイクフィルターを提供開始しました。
店頭でコスメを試す際の手間や、ECサイトでは実際に試すことができない障壁などをARメイクフィルターがすべて解決してくれます。
家で気軽にコスメを試せるARメイクフィルターは、男女問わずメイクを楽しむ多くの人にとって便利で嬉しいサービスとなりそうですね。
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