全英ゴルフ協会(R&A)とVRゴルフゲーム『Golf 5』は、全英オープンをベースにしたバーチャルイベント「The VR Open at Royal Liverpool」(VRオープン)を発表しました。
7月よりVRオープンの予選は開始しており、本戦は7月15日から8月19日まで行われる予定です。
優勝者にはトロフィーと2024年の第152回全英オープン観戦チケットが
VRオープンには、全英オープンと同じように予選ラウンドがあり、7月1日からGolf 5 の2つの仮想コースで複数の予選イベントが開催されます。
プレイヤーは
Meta Quest VRゴーグル
PC VR
Pico4
を使ってGolf 5にログインし、同作のハンディキャップに基づいて4つのカテゴリーに分けられます。
各カテゴリーの上位20名は、7月15日から8月19日まで『ホイレイク』(全英オープンのコース「ロイヤルリバプール」のVRレプリカの名称)で開催されるVRオープン決勝大会に出場できるとのことです。
また、『ホイレイク』で開催されるバーチャル・オープン・ゾーンの6ヶ月無料利用権付きのバニティーカードがアプリ内で配布されるので、いつでも好きなときに出場することができます。
出場資格を持たない人も、「Red Bage Players」として、また他のGolf 5メンバーと同様に出場することが可能です。
なお、本戦優勝者にはトロフィーと2024年に開催される第152回オープン戦のチケットが贈られ、各カテゴリーの優勝者にも、限定版のVRオープン記念品が贈られます。
メタバース上に名門コースを完全再現
R&Aのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるNeil Armit氏は公式リリースの中で、「テクノロジーとメタバースを駆使して、ファンがこれまでにない形でチャンピオンシップに参加できるよう、VRオープンを開発しました」とコメントしました。
例えば、本戦決勝の舞台となる『ホイレイク』は、マッピング、モデリング、テクスチャ、マテリアルの最新テクノロジーを使用して作成されており、ロイヤルリバプールの象徴でもある、
10番「ファー」ホール
13番「アルプス」ホール
が忠実に再現されているとのことです。(*VRオープン特設サイト[Golf 5公式]より)
世界中のゴルフファンの夢舞台とも言えるコースでフル スイングを練習したり、独特のフェアウェイ、バンカー、景観のあるコースを動き回ることができます。
Armit氏はさらに、「テクノロジーの進歩により、ゴルフ界で他に類を見ない画期的な体験を提供することが可能になります。ファンの反応を見るのが楽しみです」としています
まとめ
VRゴルフトーナメント「VRオープン」が発表され、VRゴルフゲーム『Golf 5』にて予選が開始されました。
全英ゴルフ協会との連携で行われるこの大会では、メタバース上に忠実に再現された名門ゴルフコース「ロイヤルリバプール」で決勝を争うことになります。
ゴルフファンとゲームファンの双方にとって、VRオープンがメタバースで大きく飛躍することによって、これまでにないゴルフ体験ができるようになります。
今後VR eスポーツの主要大会として成長していくことに期待したいですね。
参考:The VR Open Launches In The Metaverse This Month[VR Scout]
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