住空間コミュニケーション・プラットフォーム『ROOV』を開発・提供する株式会社スタイルポートが、大型音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」をVR内覧システム『ROOV walk』で再現し、Kアリーナ独自の設計・設備を仮想空間上で体験可能にしています。
Kアリーナ横浜を「ROOV」のV空間上で体験可能に
住空間コミュニケーション・プラットフォーム『ROOV』を開発・提供する株式会社スタイルポートは、株式会社ケン・コーポレーション・株式会社Kアリーナマネジメントが横浜みなとみらい21地区で推進する、大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト」の大型音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」をVR内覧システム『ROOV walk』で再現し、特許出願中の最先端技術によって、Kアリーナ独自の設計・設備をバーチャル空間上で体験できるようにしています。
住空間コミュニケーションプラットフォーム『ROOV』とは
ROOVは、未竣工の建物やアクセスが不便な立地にある建物を、仮想空間上にデジタルツインとして再現し、“いつでも””どこでも””誰とでも”簡単に空間イメージを共有することができます。
空間理解の壁であった時間・場所・経験による制約をなくし、コミュニケーションを円滑にとれるようにすることができ、現在、新築マンション向けオンライン3DCG内覧サービスとして累計導入実績No.1を誇っています。
また、2022年10月からは戸建て住宅分野においても、商談時から設計時までコミュニケーションを効率化するサービスの提供を開始しており、さらにオフィス、物流倉庫、そして今回のアリーナなど、住宅領域以外への活用も拡がっています。
Kアリーナの特徴
世界最大級の音楽アリーナである「Kアリーナ横浜」は、多目的に使用できる楕円形の他のアリーナと異なり、エンドステージ型と呼ばれる扇形の形状で、全席がステージを向いていることが大きな特徴となっています。
また、音楽アリーナのため、通常のアリーナでは所有していないスピーカーやステージ、照明機材、LEDなど、音楽ステージに特化した機材が設置してあります。
「Kアリーナ横浜」を『ROOV』で再現するメリット
今回「ROOV」は、Kアリーナ横浜を“現地・現物を見ることなく、バーチャル空間上で”体験・シミュレーションすることを可能にしました。
口頭や紙資料で説明するのに比べ、3DCGのフルウォークスルーで具体的に特徴をプレゼンできるので、リアリティを持って「Kアリーナ横浜」をイメージできることが最大のメリットになっています。
アリーナが完成前の状態でも、『ROOV』上では会場が具体的にどのような造りになっているのか、舞台の機材がどのように設置されているのかをオンライン上で確認でき、機材を撤去した状態なども、バーチャル空間上で簡単にシミュレーションすることが可能です。
予約後に具体的なステージプランを検討したり、死角がないかなど席ごとの見え方を確認したり、チケット価格を決定するなどの活用のされ方もしています。
また、「Kアリーナ横浜」は使用の予約が殺到しており、開業後の現地視察がなかなか難しい可能性があるということで、そのような場合にも『ROOV』でオンライン上でバーチャル視察することができ、便利だということです。
まとめ
『ROOV』でKアリーナの設計・設備をバーチャルシミュレーションできるようになりました。
実際に現地に向かわなくともオンライン上でバーチャル視察することが可能となり、簡単に確認したりシミュレーションできたりととても便利です。
これからますます活用方法が広がっていきそうですね。
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