株式会社Gugenkaが、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」原作シリーズ発売10周年を記念し、「ダンまち4製作委員会」監修のもとメタバース上で開催されている「オンライン展示会」の制作を担当したことを発表しました。
「ダンまち」オンライン展示会について
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」とは、大森藤ノ氏によるライトノベルを原作にコミカライズされ、その発行部数がシリーズ累計1,200万部を突破する大人気作品です。
その主なストーリーは、主人公の少年ベル・クラネルが、大きな地下迷宮(=ダンジョン)がある巨大都市を舞台に冒険をしながら成長していくというもので、アニメ化やゲームが製作されるなどしています。
テレビアニメは2015年4月にアニメ第1期、2019年7月に第2期、2020年10月に第3期、そして2022年7月には第4期の「新章 迷宮篇」が放送され、現在「深章 厄災篇」が放送中となっています。
また、派生作品も多く生み出されており、2019年には原作者である大森藤ノ氏が書き下ろしたオリジナルストーリーの劇場版映画が上映されるなど幅広い展開を見せています。
©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち4製作委員会
©Fujino Omori-SB Creative Corp./Danmachi4 Project
今回、「ダンまち」原作シリーズ10周年を記念し、『10大プロジェクト』が公式サイトで発表されており、プロジェクトの第4弾に掲げられているのが「オンライン展示会」です。
「オンライン展示会」開催概要について
今回の「オンライン展示会」は、ユーザーが自宅にいながら自身の”スマホ”や”PC”、”VR機器”など手持ちのデバイスで参加できるように、NTT QONOQ社が提供するVR空間プラットフォーム「DOOR」を会場に開催されています。
ダンまち4製作委員会が主催し、「ダンまち」の世界である『竈火の館』をイメージし再現した展示会場の制作をGugenka社が担当しています。
入場料は無料で、原画や貴重な資料が展示され、『まるで作品の世界に入り込んだかのような体験』を一度だけでなく何回でも楽しむことができる仕様となっています。
原作を振り返りながら満足のいくまで冒険が楽しめるワールドへは、10大プロジェクト 公式サイトより入場することができます。
デジタルグッズも製作決定!
今回、Gugenka社では同社の開発したアプリ「HoloModels」や「MakeAvatar」を活用し『デジタルグッズ』も制作することが決定しています。
デジタルフィギュア
「HoloModels」とは、スマホひとつで持ち運びができるARデジタルフィギュアビューワで、等身大にしたり、好きなポーズにしたりとデジタルならではの機能が搭載されています。
デジタルフィギュアとなるのは「ヘスティア」「CK ヘスティア」「CK ベル・クラネル」で、CKとはGugenka社のアバターブランド「ちび化体」を指しています。
「ヘスティア」のデジタルフィギュアは、「Meta Quest 2」および「Meta Quest Pro」に対応した「HoloModels MR αVersion」で楽しめる『MRで膝枕の体験ができる機能』が開発中となっており、続報はHoloModels 公式Twitterにて発表が予定されています。
また、「ヘスティア」に関してはARアプリを活用することで、通常衣装から水着衣装へ着せ替えすることができる仕様となっています。
アバター衣装
今回「MakeAvatar」を活用し製作されるアバター衣装は、「ヘスティア (化体)」「ベル・クラネル (化体)」「ヘスティア (ちび化体)」「ベル・クラネル (ちび化体)」の4種類です。
ユーザーは自身のアバターに衣装を着せ、「MakeAvatar」が連携しているプラットフォームで楽しめる仕様となっており、続報はMakeAvatar 公式Twitterで発表されることとなっています。
まとめ
ダンまち4製作委員会が主催する「オンライン展覧会」の会場制作をGugenka社が担当しています。
本展覧会は、原作シリーズ発売10周年を記念して開催されているもので、Gugenka社ではデジタルフィギュアやアバター衣装などのデジタルグッズの制作も担当する予定となっています。
春休みには、「オンライン展示会」に参加して「ダンまち」の世界で遊ぶのも楽しそうですね。
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