目的に応じたソリューションとサービスを提供する総合商社の株式会社アスクが、VRデバイス専門ベンダーであるPimax社製のVRヘッドマウントディスプレイ「PIMAX Crystal」を2023年2月より販売開始予定であることを発表しました。
「PIMAX Crystal」について
Pimax社は2014年の設立以来、”VRヘッドセット”や”スマートデバイス”といったVRデバイスの研究開発と製造に注力し、世界72ヵ国で展開している専門ベンダーです。
経験豊富なエンジニアが多数在籍する同社では、スクリーンドア効果を解消すべく4K対応ヘッドセットの開発にいち早く取り組み、2016年には世界初の市販VRヘッドセットとして4K対応を実現するなど、画期的な製品を生み出しています。
そのPimax社が新たに開発したVRヘッドマウントディスプレイが「PIMAX Crystal」で、アスク社が2023年2月から取り扱いを開始予定であることが発表されています。
「PIMAX Crystal」の特徴
「PIMAX Crystal」の大きな特徴の1つは5760×2880の『高解像度ディスプレイ』を採用している点です。
・『片眼あたり2880×2880ドット』という量子ドットによる広色域
・『mini LEDバックライトによるローカルディミング』による高コントラスト
で高画質を実現しています。
また、『2種類のレンズ(視野角140度/35PPDと視野角120度/42PPD)』が付属しているため、レンズを交換することで『視野角とPPDを選択することができる』という特徴も有しています。
Qualcomm Snapdragon XR2プロセッサが搭載され高い処理性能を有しており、内蔵ストレージは128/256GB、12GBメモリが搭載されており、スタンドアロンで使用できる仕様に仕上がっています。
さらに、付属のDisplayPortケーブルを使用するとPCに接続することもできるため、PC向けVRコンテンツを楽しむことも可能となっています。
「Pimax Crystal」の型番は『PIMAX Vision Crystal』、JANコードは『4537694319676』で、詳細はアスク社の製品情報ページにて確認することができます。
まとめ
Pimax社製の新しいVRヘッドマウントディスプレイ「Pimax Crystal」がアスク社より発表されました。
「Pimax Crystal」はレンズ交換により視野角とPPDが変更可能で、高解像度ディスプレイを搭載しており、スタンドアロンにもPCにも対応するハイエンドVRヘッドマウントディスプレイに仕上がっています。
高性能な新製品が、手ごろな価格で入手できるようになると、VRを楽しむ人がどんどん増えそうな予感を感じさせるニュースですね。
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