世界最高のGPU仮想化技術を有し、クラウドストリーミングプラットフォームを運用する株式会社ユビタスは、同社が開発したクラウドストリーミング技術をメタバースソーシャルプラットフォーム「Sansar(サンサール)」に独占提供することを発表しました。
メタバースソーシャルプラットフォーム「Sansar」とは?
Sansar, Inc.社が開発および運営するソーシャルメタバースプラットフォーム「Sansar」は、”イベント”や”ミッション”、”ゲーム”、”生放送”といったメタバース体験を提供する多機能なVR空間プラットフォームです。
ユーザーは”VR機器”や”PC”などのデバイスを通じ、自身の”アバター”を自由にカスタマイズしてVR空間に参加するだけでなく、自分だけの世界を構築することもできるため、『ライブなどのイベントを開催し友達を誘って一緒に楽しむ』といったことも可能な革新的なメタバースソーシャルプラットフォームに仕上がっています。
『高度なテクノロジー』と『セキュリティーが安全なeコマースシステム』を備えた「User Generated Content(UGC)」ベースの経済圏が提供される主要なメタバースゲートウェイとして、欧米を中心に利用が拡大しており、一流のデジタルマーケットが提供するアイテムなど、ユーザーのコンテンツ創作力を刺激するメタバースソーシャルプラットフォームとして認知されています。
ユビタス社と提携しマルチデバイス対応へ
提携の背景
「Sansar」には、高精細・高再現性で、現実に近い体験を提供するメタバースプラットフォームであるということから、高スペックのゲームPCでしか利用できないという問題点がありました。
その問題点を解決すべく、クラウドストリーミング技術を長年にわたり研究し、自社の技術をカスタマイズしてクラウドゲームまたはメタバース関連のクライアントに提供している、ユビタス社との提携も実現されています。
今回の提携では、ユビタス社は「Sansar」のアプリケーションをLG Smart TVとブラウザ版に配信することをサポートしており、『低遅延』かつ『高精細』な体験感を実現することに成功しています。
「Sansar」CEO Chance Richie氏のコメント
「ユビタスが弊社のクラウドパートナーとして全世界のユーザーのデバイス制限をなくし、クロスプラットフォームの体験を提供して頂き大変嬉しく思います。
色々サービスを比較し、ユビタスの技術が一番良いパフォーマンスを達成できました。
そしてストリーミング中の画面も最高の忠実度を実現することができ、これは各デバイスにメタバース体験を提供するSansarにとってとてもな重要なことです。」
ユビタス社CEO Wesley Kuo氏のコメント
「この度は業界のリーダーであり、将来に対する先見性があるプラットフォームSansarと提携でき、ユビタスの技術をより一層高いレベルに引き上げることができました。
Sansarは様々な比較を通し、ユビタスの技術を採用していただき、大変自信をもらいました。
これからも業界中の沢山のクライアントのメタバースサービスをサポートして参ります。」
まとめ
欧米を中心に、現実に近い体験が提供されることで人気を博しているメタバースソーシャルプラットフォーム「Sansar」が、ユビタス社のクラウドストリーミング技術と提携し、デバイス制限をなくすことに成功しています。
CES 2023で初公開されるクラウドバージョンを搭載したLG Smart TVをはじめ、PCとスマートフォンでも利用できるよう順次展開が予定されています。
高性能なPCがなくても、自宅のテレビから気軽にメタバースの世界に参加することができるようになると、利用者がさらに加速的に増加しそうだと感じるニュースですね。
ソース:プレスリリース[@Press]
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