NPO法人バーチャルライツは2022年6月16日(木)、同団体が主催した「VR写真大賞2022(Virtual Reality Photo Award 2022)」にてキークさんの製作した写真が最優秀作品に選ばれ、新領域の文化発信に寄与したとして三重県知事賞を受賞したことを発表しました。
「VR写真大賞2022」今年2~3月に開催
「VR写真大賞」は、バーチャルライツが設立した、ソーシャルVRに係るメタバース文化を一般に向けて発信することを目的としたアワードで、第1回が2021年6月に開催されました。
第2回となる「VR写真大賞2022(Virtual Reality Photo Award 2022)」はテーマを
「アフターコロナ」
として、今年2月から3月にかけて開催されており、今回からは後援に経済産業省と三重県が加わって、最優秀賞には三重県知事賞が授与されています。
ここでは1,500枚を上回る作品が応募され、VRChat内に構築された7階建ての展示会場には約3,000人が来場し、作品を鑑賞しています。
今回は今年2月11日~28日の期間に作品が募集され、その審査結果の発表は同年3月12日に実施。
作品を一般に公開する「VR写真大賞展」は、3月12日~31日に開催されています。
VR文化の魅力発信のきっかけへ
今回の大賞展を開催したにあたって、NPO法人バーチャルライツ理事長のSUKANEKIさんからのメッセージが公開されています。
ソーシャルVRに係るメタバース文化が写真という形で世界に発信され、その最優秀作品に知事賞が授与されたことは文化振興という観点で大きな意味を持つと考えています。
今後ともソーシャルVRに係る様々なステークホルダーを巻き込んでいくことで、魅力を発信し、理解されるきっかけを作っていければと思います。
引用元:プレスリリース
キークさんが最優秀賞作品に
今回最優秀作品に輝いたのは、kiiik〈キーク〉さんによる作品
「みんなでお出かけ!」
で、三重県知事賞を受賞しています。
受賞者のコメント
今回の受賞を受けて、作品制作者のkiiik〈キーク〉さんからのコメントが公開されています。
今回のテーマが「アフターコロナ」ということで、みんなでワイワイしながらお出かけしている写真を撮りたいと思いました。
フレンドの方々に協力していただいたおかげで、素敵な写真を撮ることができて嬉しかったです!
実は、写真に写っている虹色の輪っかは偶然写り込んだもので、最初は写らないようにしようとしていました。
最終的にはむしろこの虹色の輪っかがある方が良いなと感じたので真ん中に来るように調整してできあがりました。
最優秀賞をいただいたことを本当に嬉しく思います!ありがとうございます!
引用元:プレスリリース
まとめ
NPO法人バーチャルライツは、2月~3月に開催した「Virtual Reality Photo Award 2022」でキークさんの写真が最優秀作品に輝き、三重県知事賞を受賞したことを発表しました。
今年で2回目となったVR写真大賞は、作品の応募数も昨年の1,000枚超から1,600枚超と増えており、応募作品を公開するためにVRchat内に作成された7階建ての展示会場では、屋上に受賞作品を展示し、約3,000人の来場者がユニークな作品を楽しんだということです。
2021年の応募作品と比較してみるとメタバースの進化の様子も分かって面白いですね。
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