2022年8月13日(土)~28日(日)に開催される「バーチャルマーケット2022 Summer」に、今回JR西日本グループが初出展することが発表されました。
会場内のメタバース空間には、大阪駅を再現した「バーチャル大阪駅」が展開されます。
JR西「バーチャルマーケット」に初出展
今年8月13日(土)~26日(日)にメタバース上で開催されるVRイベント「バーチャルマーケット2022 Summer」に、JR西日本グループの
・西日本旅客鉄道株式会社
・株式会社JR西日本コミュニケーションズ
・株式会社JR西日本イノベーションズ
が初出展します。
同グループは「バーチャル大阪駅」の展開を予定しており、ここでは文字通り、現実の大阪駅がメタバース上に再現されます。
NYと大阪の街を再現した企業会場
バーチャル大阪駅が登場する「バーチャルマーケット2022 Summer」は、VR法人のHIKKYが主催するVR展示即売会で、世界中から大勢の人がアバターとなって来場し、企業や一般クリエイターが出展する商品や作品を、購入したり体験したり、またライブなどバーチャルならではのイベントを楽しみます。
今回のテーマは「原点」となっており、企業の出展会場は
・パラリアルニューヨーク
・パラリアル大阪
となっています。
「バーチャルマーケット2022 Summer」公式Twitter
「バーチャルマーケット2022 Summer」公式YouTube
「バーチャルマーケット2022 Summer」公式Instagram
特急への乗車や物販・ライブを実施
今回のJR西日本の出展はパラリアル大阪で行われ、空間内に関西初のメタバース上の駅「バーチャル大阪駅」が展開されます。
ここでは、関西空港へのアクセスに便利な特急「はるか」への乗車のほか、
・時空の広場でのステージLIVEの開催
・駅ナカ店舗での商品の販売
など、リアル×デジタルの新たな体験が企画されています。
さらに駅の一部は「Vket Cloud」で制作されており、VR機器がなくてもスマホやPCなどから手軽に来場することができます。
デジタル×リアルが生み出す新たな価値の提供へ
今回の出展をするJR西日本グループは、うめきた(大阪)駅をイノベーションの実験場「JR WEST LABO」の中心と位置づけており、様々なパートナーと共創することでオープンイノベーションを加速させていきたいと考えているということです。
一方のHIKKYでは、“誰もが持つクリエイティビティの価値が幅広く認められる世の中を創り出す“ことを目指しており、今回両社が連携することで、駅の強みであるリアルの拠点性を活かし、OMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインの融合)やバーチャル空間などの接点を組み合わせることで、リアルとデジタルが融合する空間を創出し、駅を活用した新たな価値の提供に取り組んでいくとしています。
まとめ
今夏に開催される「バーチャルマーケット2022 Summer」に、JR西日本が出展します。
同社はメタバース上の駅「バーチャル大阪駅」の展開を企画しており、ここでは関空へのアクセスに便利な特急の乗車体験や、ライブ・物販などが予定されています。
まさに東のバーチャル秋葉原駅・西のバーチャル大阪駅とも言える今回の出展、鉄道業界も注目のイベントになりそうです。
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