株式会社ジクウは、同社の運営する”メタバース空間でのイベント開催が簡単に実現できる”プラットフォームである「ZIKU」に、2022年4月27日にアップデートし、企業のオンラインカンファレンスやウェビナーによりマッチするブース外観や内観などの追加といった新機能を追加したことを発表しました。
ジクウ社は、クラウドテクノロジーをコアに、企業のマーケティング課題を解決する製品・ソリューション・サービスを提供している株式会社シャノンの子会社で、3Dバーチャルイベントサービス“ZIKU”の開発と提供を担っています。
「ZIKU」とは?
「ZIKU」とは、”メタバース空間でのイベント開催”を『より簡単に』実現することができるプラットフォームであり、リアルで開催されるイベントと同じような『偶然の出会い』や『リードの獲得』が期待できます。
「ZIKU」の特色は”ブラウザだけで動作する”という点です。
3D専用ソフトは不要となっており、3Dの会場やブースのセットアップは、用意されているテンプレートからデザインを選択し、ロゴや展示物をアップロードするだけで完了します。
来場者はアバターとなり
・会場内を歩き回る
・ブースで説明員と会話する
といったことができるため、
『実際のイベントに参加しているような体験』
をメタバース空間において楽しむことができます。
2022年4月27日のアップデートポイントについて
ブース外観、内観のバリエーションを追加
今回のアップデートでは、企業主催のオンラインカンファレンスやウェビナーなど、多様な用途に応えるためブースの外観や内観が追加されています。
ブース外観について
ブース外観は新たに2パターンが追加されており、合計6パターンをそれぞれ10色で展開されています。
今回追加となった外観は、従来のものよりもよりオープンなイメージとなっていて、オンラインカンファレンスに適したものとなっています。
ブース内観について
ブース内観には、大ブースと小ブースが追加されています。
大ブースは『ロゴを含め33点の展示物』を表示できるだけでなく、会場の奥には”講演スペース”も設けられています。
大規模な展示会から、ウェビナーや小規模なオンラインカンファレンスまで、大ブースで対応可能となっています。
小ブースは2種類が追加されており、それぞれが10色で展開されています。
小ブースの展示物は、『ロゴを含め8点』と控えめになっており、控えめな展示をしたいというニーズに応えるものとなっています。
ホール間の移動が”ホールMAP”で可能に!
従来、複数のホールがあるイベントでは、他のホールへ移動する際に一度エントランスに戻る必要がありました。
今回のアップデートでは”ホールMAP”機能が実装されていて、エントランスに戻ることなく別のホールやブースに移動することが可能となり、来場者の回遊効率を高めることに成功しています。
ブース接客画面に来場者一覧や検索機能を追加!
ブース接客画面に追加された検索機能により、”自社のブースに訪問した人”や”今訪問している人”を、『企業名』や『メールアドレス』などで検索することができるようになっています。
この機能を活用することで、多くの来場者がいる状況でも、”特にフォローしたい人”をすぐに確認することができるようになり、接客効率の向上が期待されます。
「ZIKU」を使ったウェビナー開催!
2022年5月18日(水)に、「ZIKU」を使ったウェビナーがオンラインにて開催されます。
開場時間は14:45で、ウェビナーの開催時間は15:00~17:00となっており、参加には『申し込み』が必要となっています。
このイベントは
・自社のウェビナーを「ZIKU」でどのように開催するのか?
・他のツールで開催するウェビナーとどう違うのか?
といった疑問に答えつつ、今回のアップデートにより”より使いやすくなった”「ZIKU」を使ったウェビナーを体感できる内容となっています。
まとめ
シャノン社の子会社であるジクウ社が、同社が提供するメタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」をアップデートしたことを発表しました。
今回のアップデートにより、企業のオンラインカンファレンスやウェビナーによりマッチする新機能が実装されています。
コロナ禍を乗り越えた世界では、セミナーのオンライン化は常識となっていくことが予想されてはいるものの、自社ですべてを用意することが難しい企業がまだまだ多いというのも実情という過渡期において、導入へのハードルが下がってゆくのを感じさせるニュースですね。
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