数学・アートなどのデジタルコンテンツで数々の賞を受賞する教育テック企業であるワンダーラボ株式会社が、初のVR作品となるVR教育ゲーム「The Wonder of Numbers and Sounds(ザ・ワンダー・オブ・ナンバーズ・アンド・サウンズ)」をリリースすることを発表しました。
数学×アート×VR!「The Wonder of Numbers and Sounds」とは?
「The Wonder of Numbers and Sounds」は、”算数や数学の基礎”である”四則演算”を、身体を動かしながらVRで体感できる、『数学×アート×VR教育ゲーム』という、最先端の学びを体現している新感覚のゲームです。
ゲームをプレイするためにはMeta社のVR端末「Meta Quest」が必要で、アプリストアからダウンロードすることができます。
なお、現在配信されているのはテスト版のため、アプリストアでは「審査中」と表示されているものの、問題なく利用することが可能ということです。
アプリストアのゲーム紹介文引用
「数字」と「音」の不思議な世界へようこそ。
「The Wonder of Numbers and Sounds (WoNaS)」は、足し算と割り算を駆使して、氷山を削っていくVR計算ゲームです。
数字が浮かび、心地良い音が鳴り響く銀世界。
その中心には数字が刻まれた氷山。
あなたは、浮かんだ数字を氷山にぶつけて、刻まれた数字を”1”にすることを目指す。
刻まれた数字を”1”にした先に、あなたが数字で奏でた音楽が…。
「The Wonder of Numbers and Sounds」の遊び方
「The Wonder of Numbers and Sounds」のVR空間では、
氷山の周囲に2~30の数字が宙に浮かんでいて、30を超える数字は消えていき、それらの浮かんでいる2つの数字を両手に掴んで氷山にぶつけると、数字が足されるようになっています。
浮かんでいる数字の約数を掴んで氷山を撃つと氷山を割ることができ、刻まれた数字をその約数で撃つと数字が割られ、氷山は小さくなります。
プレイヤーは氷山に刻まれた数字を割ったり足したりして、目標タイム5分以内に『氷山に刻まれた数字を”1”に』していきます。
VRで「数字」と「音」の不思議な世界を楽しむことができ、親子で楽しみながら”数字と音に隠された関係”を解き明かしていくことができます。
開発の背景
「世界中の子どもたちが本来持っている知的なわくわくを引き出す」ことをミッションとして掲げているワンダーラボ社は、子どもたちの学ぶ意欲を引き出す教材コンテンツの創出を追求している企業です。
”スマホやタブレット向けのアプリ教材”から”ワークブックやトイといったアナログ教材”まで幅広く開発する中で、その時代ならではの技術や素材を活用することに重きをおいており、今回は高い没入感を体験できるVRの特性を活かし、子どもたちに数学やアートのおもしろさ、美しさを新しい角度から味わってほしいという思いから、「The Wonder of Numbers and Sounds」が制作されています。
まとめ
教育テック(EdTech)分野のスタートアップ企業であるワンダーラボ社が、初めてVRを活用した教育ゲーム「The Wonder of Numbers and Sounds」を配信することを発表しました。
子供に数学を教える難しさを感じている親にとって、遊びながら直感的に理解できるゲームの登場は、楽しみながら理解を深めることができそうだし、単純にワクワクするニュースですね。
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