東京ケーブルネットワーク株式会社は、秋葉原UDX主催の地域連携イベント「描こう、ミライ。サクラサケ、2022」にて、メタバース会場の制作・演出を担当し、2022年3月26日から4月10日までオンライン上で公開することを発表しました。
メタバース上で地域連携イベント開催へ!

AKIBA_SQUAREをメタバース上に再現
「AKIBA_SQUARE」メタバース化の背景
地域連携イベント「描こう、ミライ。サクラサケ、2022」では、秋葉原UDXが所有するイベントホール「AKIBA_SQUARE」にて、千代田区内中高等学校の部活動4校8団体の活動の様子を動画や写真画像展示などで紹介する予定がされていたものの、新型コロナウィルス感染症の拡大により実会場での開催が延期となっています。
その一方で主催者である秋葉原UDXには、”この春卒業する3年生を含め、地元校の生徒のために活動発表の機会を創出したい”という思いがあり、そういった背景から今回メタバース・3D空間スキャン・360度映像などのXR事業を2020年度から展開している東京ケーブルネットワーク社がメタバース会場の制作・演出を担当し、オンライン上でイベントを開催する運びとなっています。
オンラインイベントの概要

イベントテーマに合わせ桜を配置
秋葉原UDXが主催し、有限会社ハートフルクリエーションと株式会社クロスブリッジが制作協力をしている地域連携イベントが「描こう、ミライ。サクラサケ、2022」で、その開催期間は2022年3月26日(土)~2022年4月17日(日)となっています。
本イベントではメタバース制作と運営を東京ケーブルネットワーク社が担っており、秋葉原UDXレストラン&ショップAKIBA_ICHIと、地元の中学生・高校生がタッグを組み、
「~地域のキラキラ輝く学生たちの旅立ちを応援~」
をコンセプトに、メタバース上に再現された「AKIBA_SQUARE」にてステージコンテンツが公開されます。
オンラインイベントの公開期間は2022年3月26日(土)~2022年4月10日(日)で、出演する千代田区内中高等学校の部活動4校8団体は下の一覧の通りです。
・千代田区立神田一橋中学校 吹奏楽部・和太鼓部
・共立女子中学高等学校 能楽部・バトン部
・家政学院中学校 生徒によるSDGs発表
・正則学園高等学校 花いけ男子部・ビッグバンド部・芸術部

各部活の様子を動画や画像で紹介
今後の展開
東京ケーブルネットワーク社では、東京都文京区・荒川区・千代田区を事業エリアとする地域密着のケーブルテレビ事業者としての経験を活かし、新たな地域活性化の手法として、地域とメタバースを掛け合わせたコンテンツを企画、実施していくとしています。
具体的には、施設所有者やイベント事業者と連携して実在する施設をメタバース化し、デジタルアーカイブやデジタルツインとしての活用のみならず、現実の情報と掛け合わせたミラーワールド事業の展開が予定されています。
まとめ
東京ケーブルネットワーク社では、リアルに開催される秋葉原UDX主催の地域連携イベント「描こう、ミライ。サクラサケ、2022」の一部企画をオンラインイベントとして開催するべくメタバース会場の制作・演出を担当し、2022年3月26日から4月10日までオンライン上で公開することを発表しました。
コロナ禍により、学生たちは文化祭や体育祭といった行事の中止や縮小を余儀なくされていますが、オンラインで発表の場が設けられたというニュースは、これからのイベントのあり方を示すような明るいニュースですね。
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