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没入型体験に関する意識調査の結果が発表!日本の消費者のXRへの関心の高さが明らかに


2021年12月22日、インターネットメディア事業および広告プラットフォーム事業を展開するBoundless株式会社は、日本の消費者を対象に実施した没入型体験(VR体験、AR体験、MR体験)に関する意識調査の結果と考察を発表しました。

その結果、日本でのVR、AR、MR技術に対する関心、期待の高さが明らかになったとしています。



調査の背景

米国のコンサルティング会社Boston Consulting Groupは、2024年までにVR、AR、MRの世界市場が2,969億米ドルに達するとの予測を発表しました。

つまり、今後5年間で広告主にとって最も期待されるテクノロジーの一つに成長していくことになります。

そこで、Boundless社はブランドと消費者の繋がりをより一層深めるマーケティング活動やコンテンツ開発が促進されることを期待して、消費者のXR技術への意識、関心、期待を調査することとしました。

この調査は2021年3月に、VR、AR、MRなど没入型体験を利用したことのある日本の消費者13〜65歳男女の合計1,000人を対象にオンライン形式で行われました。

調査された項目としては

・没入型体験ユーザープロファイル

・没入型体験動機と機会

・エンターテインメント関連における没入型体験の今後の展開

・ショッピング関連における没入型体験の今後の展開

・没入型体験がブランドに与える影響

・優れた没入型体験のベストプラクティス

といったものがあります。

日本の消費者の半数が没入型体験に関心

日本の消費者の半数が没入型体験に関心

調査の結果明らかになったのは、日本では、半数近い49%の消費者が、没入型体験(XR体験)に関心を示しているということです。

XR体験を継続的に利用中のユーザーは世界と比較すると少ないものの、潜在的ユーザーの割合はグローバルな結果と同じ35%でした。

比較的高い割合で日本の消費者は没入型体験に興味・関心を抱いていると言えます。

また、オンラインショッピング体験への没入型体験の導入について、消費者は、購入ファネルの「発見」と「リサーチ」の段階で没入型体験の利用を期待していることがわかりました。

例えば、実店舗と同じように店内の展示を見て気になる商品を見つけ、手にとって調べるという体験の提供がXRショッピングに期待されているようです。

さらに、消費者がどのような要素を没入型体験に求めるかという点に関しては、

・楽しさ

・インスピレーション

・知識

・インタラクション(相互作用性)

といったモチベーションとなる要素と

・リアル

・操作が簡単

・明確さ

という基本要素を組み合わせて提供することが重要であるとの結果が明らかになりました。



調査結果の総括

今回の調査についてBoundless社のデマンドセールス兼Creative Studios部長の井上朋彦氏は、近年の急速なデジタル化とメタバースビジネスの加速を背景に、

「没入型体験やイマーシブコンテンツは、今後広く普及し、ブランドと消費者との繋がりをより一層深める重要な役割を果たすものになる」

との予想を行なっています。

その上で、XR時代の同社の役割について、「没入型体験を軸としたマーケティングコンテンツはもちろんのこと、社会に貢献できる没入型ソリューションの提供にも取り組んでいきたい」としています。

Boundless株式会社について

Boundless株式会社(バウンドレス)は、米国に本社を構えるYahoo Inc.の日本法人です。

グローバルで保有するメディアブランドの運営

広告主および媒体社の広告効果を最大化する広告プラットフォームの運営

5G、XR、AIなどの最新テクノロジーを活用した次世代のコンテンツの開発

などの事業を展開しています。

日本国内では

デジタルガジェットの専門メディア「エンガジェット日本版」

スタートアップ&テクノロジーメディアの「TechCrunch Japan」

エンタメ情報サイト「aol.jp」

の運営事業で有名です。

まとめ

日本の消費者の没入型体験に関する意識調査が実施されました。

没入型体験を現在利用しているわけではない潜在的ユーザーを含めて、人が全体の約半数と没入型体験を体験に興味・関心を持つ結果となっています。

没入型体験を継続的に利用している人の割合はやや低いものの、ユーザーの意識にはXRの普及が進む基礎が出来上がっていると言えそうです。

また、没入型体験の提供にあたっては操作を簡単で明確にすることに加えて、何らかの価値を提供することが必要になることも明らかになっています。

しっかりと楽しさや知識などの体験価値を届けることで愛されるXRコンテンツを作ることができ、ひいてはXR技術がより普及していくことに繋げられるのではないでしょうか。

ソース:Boundlessプレスリリース[PR Times]








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