xRアプリケーションの開発、販売を手掛ける株式会社Mark-onは2021年11月15日(月)、誰でも手軽にメタバース空間を作成できるサービス「メタバース・ビルダー」を開発したことを発表しました。
まずは法人向けの提供が予定されています。
「メタバース・ビルダー」開発へ
今回発表された「メタバース・ビルダー」は、xRアプリケーションの開発や販売を手掛けているMark-onが開発したメタバース作成サービスで、用意された各種”メタアイテム”を空間に自由に配置し、各種メタバースプラットフォームに対応した形式に変換した上で出力することができます。
手軽に空間作成できる特徴
本サービスには、誰でも手軽にメタバース空間を作成できる特徴が備わっており、サービス利用者はドラッグアンドドロップをするだけで様々な”メタアイテム”を配置することができます。
配置できる”メタアイテム”は、
・URLのリンクを内包したもの
・問い合わせなどといった機能
を持ったものを含めることができ、またエクスポート機能が付いているため、作成したメタバース空間を各種メタバースプラットフォーム対応に変換して出力することができます。
この機能は今後プラットフォームが増えた場合に追加でアップデートが予定されていて、さらにMark-onが提供を行っている、3Dデータを手軽にWeb上に掲載することができるサービス「Guruddo」との連携もされています。
これによって利用者は、本サービスで作成した自分だけのメタバース空間をWeb上やSNS上に掲載することができるようになっています。
バーチャル会議などに使える!各種端末にも対応
本サービスは、会社ブランドを取り入れた社内ミーティングルームの作成にも使えるほか、
・各種バーチャルイベント会場の作成
・建設現場での試験配置
・通常侵入が難しい環境でのトレーニング会場の作成
などの活用例が想定されており、以下の端末への対応が予定されています。
<対応端末>
・Windows PC
・Mac OS
・Quest 2
・HoloLens 2
・iPad
・iPhone
・Android
法人向けに提供へ
本サービスの開始当初にはまず法人向けの提供が予定されており、今後個人向けにも対応を広げていく計画になっています。
また各種カスタマイズ対応も可能となっており、詳細な見積りや相談などが受け付けられています。
問い合わせは株式会社Mark-onまで。
サービス開発にあたって
また今回のサービス開発にあたって、Mark-on社代表取締役の檜山正樹さんからコメントが公開されています。
メタバースが当たり前になっていくにあたって、誰でも手軽にその空間を作成できる必要があると考えました。
各社が運営しているメタバース技術をベースとしたサービスへ出力することで、どのサービスでも共通の空間を持つことができます。
今回Mark-onが開発した「メタバース・ビルダー」はこれから必ず来るメタバース時代への皆さんの入口になると確信しております。
人を置き去りにしない最新技術を。
引用:プレスリリース
まとめ
Mark-onが誰でも手軽にメタバース空間を作成できるサービス「メタバース・ビルダー」の開発を発表しました。
このサービスでは、ドラッグアンドドロップするだけで手軽にメタバース空間を作ることができ、バーチャル会議やイベントなどでの活用が期待されます。
サービス開始当初は法人向けの提供が予定されているということですが、一般にも普及していけばさらなるメタバースの盛り上がりが予想されそうですね。
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