2021年11月13日(土)からオランダ・アムステルダムとVR空間で開催されるVR技術会議「VRDAYS EUROPE 2021」で、日本のVTuber”バーチャル美少女ねむ”とスイスの人類学者”ミラ(Liudmila Bredikhina)”が、メタバースの生活実態について調査したレポート「ソーシャルVR国勢調査2021」を発表することが決定されました。
「VR国勢調査」VRDAYS EUROPEにて発表へ
今回の発表が行われる「VRDAYS EUROPE 2021」は、2021年11月13日~17日の5日間に
オランダ・アムステルダムの現地会場で開催
VR会場となる「LAVAL VIRTUAL WORLD」でオンライン開催
されるVRをテーマとした技術カンファレンスで、VR関連企業や研究者・芸術家などが集結し、最新の動向などについての発表や情報交換が行われます。
オンライン会場となる「LAVAL VIRTUAL WORLD」へはPCやVRデバイスで入場可能で、またこのカンファレンスは有料または無料のチケット制となっており、VR空間のセッションは一部を除き無料チケットで参加できます。
VTuber「ねむ」と「ミラ」が登壇
第7回の開催となる今回は、カンファレンス内の「What the Metaverse?!(メタバースとは何か?)」セッションにて、
日本のVTuber「バーチャル美少女ねむ」
スイスの人類学者「Mila」
の2人が、メタバースの生活実態について調査したレポート「ソーシャルVR国勢調査2021」の発表を行います。
2人によるスピーチは、オランダ現地時間の11月13日12:00~13:30(日本時間20:00~21:30)に、VR会場の「LAVAL VIRTUAL WORLD」で行われる予定になっています。
ソーシャルVR国勢調査2021とは
ここで発表される「ソーシャルVR国勢調査2021」は、現在世界中で注目されている”メタバース”での生活実態を明らかにするために、ねむとMilaが全世界のユーザーを対象に行ったアンケートの回答1,200件を分析したもので、今年10月28日に無償公開されています。
このレポートのもととなったアンケートは、VR HMDを利用してソーシャルVRを直近1年以内に5回以上使ったユーザーを対象に行われており、レポートは全60ページ。
日本語と英語のバイリンガル形式で、ポータルサイトにてpdf形式で無償公開されています。
発表の要点は4つ
今回の発表では、「利用されるソーシャルVRについて、地域によって大きく異なる」ことのほか
・男女ともに極端に女性型アバターが好まれる傾向がある。
・約40%がVR内で恋に落ちた経験があると回答。ユニークな「VR内恋愛」の現状が明らかに。
といったことが発表される予定で、また「ファントムセンス(VR感覚)」と呼ばれる現象についても発表されていきます。
まとめ
今年11月13日からオランダ・アムステルダムとVR空間で開催されるVR技術会議「VRDAYS EUROPE 2021」で行われるセッション”メタバースとは何か”にて、バーチャル美少女ねむと人類学者のミラが「ソーシャルVR国勢調査2021」を発表します。
このレポートはメタバースの生活実態について調査したアンケートを分析して作成されたもので、VR利用についてのユニークな結果について述べられています。
どんどん進化していくVR技術ですが、今後もどう発展していくのか注目です。
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