ギークス株式会社は、カードやポスターに印刷された専用のARマーカーを読み取ることで、そこに印刷されている写真やイラストが動き出すように見えるARアプリ「空想レンズ」の提供を2021年11月2日(火)より開始したことを発表しました。
ARアプリ「空想レンズ」とは?
「空想レンズ」は、スマートフォンにダウンロードし、専用ARマーカーが印刷されたカードを読み込むと、カードの写真やイラストが動き出すというARアプリです。
「空想レンズ」のAR技術は”新商品だけでなく既に発売済みの商品にも適用することが可能”となっています。
開発の経緯
ギークス社はx-Tech事業において、「xRを活用した動画制作」や「デジタルマーケティングの支援」といった、”「テクノロジー×データ」を活用した手法”を活用し、クライアントの「ビジネスモデル変革のテクノロジーパートナー」となることで各社の課題解決に取り組んできた企業です。
特に映像制作の実績は500件を超えており、xR分野の”3Dホログラム”、”VRコンテンツ”、”ARアプリ”で培った実績や研究開発における技術を有しています。
現在猛威をふるっている新型コロナウィルス感染症は、在宅勤務の増加や外出自粛など社会へ大きな影響をもたらしており、自宅など身近な環境で楽しむことのできる「巣ごもり需要」は拡大を続けていて、今後定番となることが予想されています。
そのような背景から、ギークス社では「スマホとアプリさえあれば、AR技術を手元で気軽に楽しむことができるコンテンツ」の開発に着手することとし、そこで誕生したアプリがARアプリ「空想レンズ」です。
「空想レンズ」の特徴
一般的なARマーカーでは、同一人物の画像を複数枚使用した場合、アプリ側が違いを検知することが出来ずに誤認識をし、間違った動画が再生される事象が発生することがあります。
しかし「空想レンズ」では、
・OCRでシリアル番号を読み込んだ後にマーカーを認識し、その情報によりオブジェクトを表示させる
ことで誤認識が防げるため、モデルやキャラクターのトレーディングカードやポスター・雑誌など、様々な用途への使用が期待されます。
また「空想レンズ」はAR技術を新商品だけでなく、既に発売済みの商品にも適用することが可能なアプリとなっています。
ギークス社では、「空想レンズ」を通じ、
・ユーザーへの新たなAR体験の提供
・既に流通している商品への新たな付加価値を提供する「アップサイクル」
・様々な既存のビジネスモデルのDX化
などの実現に寄与したいとしています。
アプリの詳細
アプリ名:空想レンズ
配信開始日:2021年11月2日(火)
価格:ダウンロードは無料
動くARトレーディングカード「ミライトレカ」について
「ミライトレカ」とは、スマートフォンと連動させることで、
”実物のトレーディングカードとデジタルな映像コンテンツを一度に楽しめる”
フュージョントレーディングカードです。
トレーディングカードとして、実物のカード単体で楽しむことができるだけでなく、「ミライトレカ」にARアプリ「空想レンズ」をダウンロードしたスマートフォンをかざすと、「ミライトレカ」が動き出して見えるAR体験を楽しむこともできます。
実物のトレーディングカードがもたらす「手元に集める楽しさ」に加えて、映像コンテンツがもたらす「記憶に残る体験」が得られることが「ミライトレカ」の特徴であり、魅力となります。
「ミライトレカ」は、モデル・アイドル・声優・アニメキャラクターなど、多様なジャンルへの展開が可能です。
「ミライトレカ」のサンプル
ARアプリ「空想レンズ」をダウンロード後、この「ミライトレカ」のサンプルを読み取ることで映像コンテンツを体験できます。
まとめ
x-Tech事業において多数の実績を有するギークス社が、カードやポスターに印刷された専用のARマーカーを読み取ることで、そこに印刷されている写真やイラストが動き出すように見えるARアプリ「空想レンズ」を開発し、2021年11月2日より提供開始した事を発表しました。
このアプリは新商品だけでなく、既存の商品に対してもARを応用させることが可能となっています。
自分の手の中でお気に入りのキャラやアイドルが動き出すなんて、ちょっとワクワクする楽しいニュースですね。
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