週末恒例!
今週(10/8〜10/14)で注目を集めた10記事を土日の2日間に渡ってお届け!
「そういえばこんなこともあったなぁ」
っていう情報があるかも?
それでは早速前半5記事見ていきましょう!
①VRデジタル治療のBiPSEEが資金調達を実施!プロダクト開発や臨床試験に注力へ
VR技術と医学的知見に基づいた精神疾患治療向けの「VRデジタル治療薬」を手がけるスタートアップ企業BiPSEE社は10月7日、2.5億円の資金調達を実施したことを発表しました。
今回の資金調達は
・Beyond Next Ventures株式会社(Beyond Next Ventures2号投資事業有限責任組合)
・ANRI株式会社(ANRI4号投資事業有限責任組合)
・Scrum Ventures(Scrum Ventures Fund IV L.P.)
の3社を引受先として実施された第三者割当増資です。
BiPSEE社は今回調達した資金をもとに、現在高知大学と共同で行っている臨床試験を進めるほか、さらなるVR治療薬の開発を行っていくとしています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200127/
②触覚技術を使用したVRアニメーション「Beat」がバンクーバー国際映画祭で受賞!
WOWOWとCinemaLeap社が共同製作したVRアニメーション「Beat」が第40回バンクーバー国際映画祭の「VIFF Immersed 2021」部門で受賞しました。
VRアニメーション「Beat」は、心臓の鼓動を手で感じることができるHaptics(触覚)技術を用いたデバイスを利用し、キャラクターと心の葛藤や成長を体感し、物語を楽しむことができるのが特徴です。
今までにない映像体験を提供している「Beat」は、第77回ヴェネチア国際映画祭バーチャルリアリティ(VR)部門コンペティション作品にもノミネートされており、続報が期待されます。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200118/
③Spacialが「MR-LIVE」技術で特許を取得!VR/XRハードウェアのVarjoへ参画
XRコンテンツ、ハード、ソリューションを開発するSpacial社は、3Dカメラで撮影された映像を再構成することで目の前に人が現れたようなMR体験を提供する『MR-LIVE』技術で特許を取得しました。
さらに同社は、超高解像度と視野角を誇る複合現実(MR)ヘッドセット「Varjo XR-3」で知られるVarjo社の「Software Partner Program」に参画したことも明らかにしています。
今後はこれまでにない最高品質のMR技術の実現を目指していくとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200170/
④XRカンファレンス「XR Kaigi 2021」会場にめちゃバースが採用!千人規模の会場を実現
Mogura社が主催する国内最大級のVR/AR/MRカンファレンス「XR Kaigi 2021」のオンライン展示パート”XR Kaigi Online”に、ハシラス社のメタバース技術「めちゃバース」が採用されました。
「めちゃバース」は1000名を超える参加者をひとつの会場に収容できることを特徴としており、展示会ならではの「人でごった返し、熱気が溢れる」という雰囲気をバーチャル空間上で再現することができます。
「めちゃバース」が採用されるのは11月15日にオープンする”XR Kaigi Online”バーチャル会場の中の、現実の展示会場を模したバーチャル空間「バーチャルホール」で
現実の展示会同様にブース展示を見て回る
ブースから各社との商談に直接遷移する
といった体験が可能になるとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200204/
⑤「ポケモンGO」のNiantic社がAR開発キットを向上させるためにHoss社を買収
10月5日(現地時間)、人気ARゲーム「ポケモンGO」で知られるNiantic社はLightshipプラットフォームのAR開発キット(ARDK)をより向上させるため、新興企業Hoss社の買収を発表しました。
Hoss社はカスタマイズ可能な
・ダッシュボード
・ドキュメント
・サポート
などのソリューションをを通じて開発者体験(DX)を提供してきました。
今後Niantic社は「惑星規模」のARプラットフォームLightshipに必要なソリューションをHoss社のDXプラットフォームを通じて受け取ることになります。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200091/
まとめ
今週前半はXR業界で複数の企業が力を合わせるというような話題が中心となりました。
それぞれの企業が独自のノウハウを持ち寄ることで、これまでになかったXR体験を私たちに提供できるようになります。
また、別ジャンルのソリューションを提供に参加することで、新しい視点で技術開発が進むことも期待できます。
今後も企業間の協力を通じてXR業界自体の発展につなげていって欲しいですね。
注目のニュース記事、後半の残り5記事は明日公開します!
お楽しみに!
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