VR、XR、AI、NFTの開発を行うNOBORDER.z FZEは、同社が開発したバーチャルヒューマン「KANON」が、2021年9月22日にミランファッションウィークにて開催されたユニコーンファッションアワードにおいて、ARスマートグラスによるバーチャルファッションショーに出演したことを発表しました。
ARで体験できるファッションショーを実現
NOBORDER.z社は、同社の開発する仮想空間「XANA(ザナ)」の技術を用いて、ヴァーチャルヒューマン「KANON(カノン)」を製作しました。
ミラノ中央駅付近の特設会場にて開催されたユニコーンファッションアワードでは、観客がARグラスを着用することよって、何もない空間に「KANON」が登場しウォーキングやポージングをするという世界最先端の演出を披露し、現地の大きな注目を集めています。
NFTのリリース発表
さらにNOBORDER.z社は、開発しているメタバース対応型NFTマーケットプレイス「XANALIA(ザナリア)」において、KANONによる今回のショーをモチーフにしたNFTを10月にリリースすることも発表しています。
同社では、
・バーチャルヒューマン
・メタバース
・NFT
という新しい技術のクロスオーバーに挑戦していくとしています。
次世代ファッションショーのトレーラーを発表
また、NOBORDER.z社は、本イベントにおける日本側の事務局及び総合プロデュースを担当した一般社団法人パーソナルスタイリスト協会と共に、2022年度のミランファッションウィークにおけるバーチャルヒューマンによる新しいショーのトレイラーを同日現地で発表しました。
ユニコーンファッションアワードとは？
「ユニコーンファッションアワード(UFA)」は、ミラノコレクションの開催団体である国立イタリアファッション評議会後援による、ミランファッションウィークで開催されるU35のファッションコンテストです。
多様性を目指し、LGBTQやハンディキャップがある人も分け隔てなくモデルとして参加するという新しい試みを推進しています。
パーソナルスタイリスト協会とは？
パーソナルスタイリスト協会は、
「誰にでも得られるファッションのHAPPY力を、もっともっと多くの人たちに」
というコンセプトを掲げ、教育(講座)、制度(検定)、サービス(app)を通じて、『パーソナルスタイリストという職業の認知を進め広める』と共に、『事業と個人(スタイリスト)の繋がりに協力する』事を目的としている一般社団法人です。
また、UFAの日本事務局を務めています。
XANALIAとは？
XANALIA(ザナリア)は、AR/VRに対応した次世代型NFTマーケットプレイスで、NOBORDER.z社が開発、XANALIA Limited社が運営を行っています。
今年7月には世界取引高ランキング8位にランクインし、日本では『期待のNFTマーケットプレイス第1位』を獲得し、世界的に注目を集めています。
XANALIAは、ブロックチェーン市場において現在最も成長分野のNFTと、メタバースとの連動性、さらにDeFi(分散型金融)モデルを特徴としており、2021年3月7日のローンチ後、わずか1ヶ月で希薄化後潜在時価総額が14億ドル(約1650億円)を超えています。
現在、株式会社ポニーキャニオンプランニング・株式会社フジランド・株式会社フジクリエイティブコーポレーションと共に、世界のクリエイターを発掘支援するための『XANALIA NFTART AWARDS 2021』を開催しています。
詳細：XANALIA
XANAとは？
XANA(ザナ)は、NOBORDER.z社が開発する、全ての資産がブロックチェーン上のNFTで作られるVR空間ソーシャルメディアプラットフォーム(メタバース)です。
ユーザー同士がアバターとなって自分を着飾り、自由に交流しながら、他のユーザーや企業が展開する様々なVRコンテンツを楽しむことができます。
東京都江東区によるオリンピック・パラリンピックのための美術展、世界的なDJイベント、Eスポーツ大会など様々な企業や団体にも活用されています。
詳細：XANA
まとめ
イタリアで行われた”ミランファッションウィーク”に、バーチャルヒューマン「KANON」がARで出演。
まさしく近未来のバーチャルファッションショーが実現しており、現地の注目を集めています。
さらに新しいNFTのリリースも発表されており、今後のファッション業界でもバーチャルが注目を集めていきそうです。
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