週末恒例!
VRニュースイッキ見【後編】!
昨日の前編に引き続き、今週(8/13〜8/19) 注目を集めた10記事のうち、後半5記事を一気に紹介します!
VRニュースイッキ見【前編】はこちら→https://vrinside.jp/news/post-198504/
①VR空間から『日本の美』を国内外に発信!「バーチャル日本博」オープン
文化庁は「日本博」プロジェクトにおいて、「日本の美」を表す動画・VR・画像等のデジタルコンテンツを国内外へ発信していく「バーチャル日本博」を8月17日に公開しました。
「バーチャル日本博」VR空間はリアルで開催されている「日本博」プログラムとのつながりを持たせつつ、縄文時代から現代までの様々な「日本の美」を表す動画・VR・画像等のデジタルコンテンツを体験できるようになっています。
今後は、秋以降に3DCGで描く日本の自然や都市が共生する空間として拡張されるほか、オンラインツアーや舞台公演などの配信も順次行われる予定です。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-198394/
②VRコンテンツ開発をサポート!開発エンジン「Vket Cloud」提供開始
8月17日、「バーチャルマーケット」で知られるHIKKY社は、スマホやPCのWEBブラウザ上で動くVRコンテンツ開発エンジン「Vket Cloud(ブイケット クラウド)」のサービス展開を開始しました。
クライアントのxR開発へのニーズが高まり続けている状況を背景に開発された「Vket Cloud」は、スマホやパソコンからURLリンクをクリックするだけでアクセスが可能なVRコンテンツを作ることが可能です。
現在開催されているバーチャルマーケット6では、すでに一部のコンテンツが「Vket Cloud」にて展開されており、今後もバーチャル空間が新たなサービスの場として活用されることが期待されます。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-198409/
③5GとAWSを活用したVR実証実験を実施!スマホでビルや都市空間の体験が可能に
一般社団法人渋谷未来デザインらを中心とした参画企業で組成する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」は、スマホでビルや都市空間のデジタルツイン体験ができるVR表現技術の実証実験に協力したことを明らかにしました。
この実験では、5GとAWS Wavelengthを利用して、ハイエンドなグラフィックスで構成した
「商業施設空間」
「都市空間」
「ライブコンサート空間」
などの3Dデータをスマホ上に表示する技術の開発と活用について検証するものです。
今回の実証実験結果が実用されれば、
・直感的に把握できるシミュレーション環境の提供
・現実に近いエンターテインメント体験の提供
に利用されることになっていきます。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-198430/
④ビジネスVRコミュニケーションサービス「ROOM」提供開始!VR空間でのDXを支援
ナレッジワークス社は独自開発のリアルでのさまざまな業務や活動を一気にデジタル化できるWebベースのプラットフォームサービス『ROOM』の提供開始を発表しました。
『ROOM』のベースとなる交流空間は3D VRにより高精細に構築され、
・テキスト/音声チャット
・ビデオ会議
・エリアメッセージ
などにより、特に人と人とのコミュニケーションが前提とされる業務を一気にデジタル化します。
”バーチャルヒューマン”によるガイド機能も実装されていることから、24時間体制で来場者に対応することもできるようになるとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-198426/
⑤ソニーの最新特許情報が公開!外向きスクリーン搭載のVRゴーグルを開発か
米国特許商標庁は、前面に外向きスクリーンが搭載されたソニーによる最新のVRゴーグルの特許情報を公開しました。
このスクリーンの役割は
プレイヤーが見ているVR空間の景色を外界に表示する
VR中のユーザーの顔を表示して円滑なコミュニケーションができるようにする
という2つです。
先頃にはFacebookも同様の技術の開発を明らかにしており、外向きスクリーンを搭載するのが次世代VRデバイスのトレンドとなる可能性が取り沙汰されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-198259/
まとめ
今週後半はソフトとハードの両方での新展開についての話題が中心となりました。
最近では単なるリアルな体験を仮想空間で表現するだけではなく、社会とつながりを保ったまま仮想現実で活動する道が模索されているようです。
その意味でソニーによる最新特許はVRの未来像を表現するものになるかもしれません。
今後のVRデバイスがどのように進化していくのか楽しみですね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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